WEBサービスとモバイルアプリ開発に特化した専門学校の「CICCC」に通うHiroshiさん
バンクーバーにおいてコーププログラム(インターンシッププログラム)を持つ専門学校の中では、唯一モバイルアプリ開発を専門にしたコースを開講している学校です。WEBサービス開発の基礎から、Androidアプリ開発、iOSアプリ開発等、モバイルアプリ開発に必要な知識を習得する為の学校です。
今回はそんなモバイルアプリ開発に特化した学校、CICCCへ通うHiroshiさんのお話をお伺いしてみたいと思います。
経歴
―― バンクーバーに留学するまでの経歴を教えてください。
日本で大学を卒業し、プログラマーとして働いていました。でもプログラマー時代には英語を使うチャンスはまったくなくて。英語を身につけてプログラマーとしても成長したくて、留学を決意しました。
留学先の候補には、フィリピンもあったのですが、英語は第二言語という部分がひっかかって。元々英語とプログラミングを学びたかったのですが、授業料も30〜40万くらいしか差がなかったんです。最初からバンクーバーにこだわりがあったわけでは無かったのですが、料金や働きやすさ等の面で北米圏の中でもバンクーバーを選びました。
英語について
―― 英語面についてはどうですか?
CICCCには2ヶ月分の無料ESLがついていたので、その2ヶ月を通して無事に入学規定の英語力を身につける事ができました。英語が好きになったきっかけが海外ドラマの影響が強くて、そこから勉強してました。なので、CICCCでの2ヶ月のESLがあったおかげで、他の語学学校にもいかずに通過できました!
―― 英語で苦労した点とかありますか?
英語では確かに苦労したんですが、IT用語に関しては元々英語である物も多かったので、やはり自分たちのフィールドであるIT業界での英語はそこまで苦労はしませんでした。前職がプログラマーだったという経験が、コミュニケーションの面でも役にたった形ですね。
ちなみにCICCCの入学テストはパスしたんですが、学校が午後から始まるので、午前中はスピーキングを伸ばすために学校に通って勉強しています。やっぱりカジュアルな場面での英語は日々伸ばしていかないといけないので。だから学校での英語という面ではそんなに困ってはいませんね。
専門学校について
――CICCCを選んだ理由はありますか?
先ほどのお話にもあったように、フィリピンと比べてそこまで値段に差が無かった点がひとつ。あとは日本でのプログラマー時代にもスマートフォンアプリの開発に対して興味があったんですが、働く機会が無かった事、それからプログラマーとしての憧れみたいなものがあったんですよね。やはり今後の就職の事を考えると、これまで自分が携わっていたWEB制作とプラスアルファを考えてスマートフォンアプリの開発の学校を決意しました。
――カリキュラムについてはどうですか?
スマートフォンアプリの開発についての授業ですが、やはりWEBサービスの開発にも十分応用が効く内容です。もちろん初心者の方も多く、基礎から勉強していきます。僕自身は元々プログラマーとしての経験もあって「あぁ、この授業のゴールはこういう所に向かってるんだろうな」といったような想像がつくのは特殊かな?もちろんわからなかったら聞けば良いし、すごく丁寧なカリキュラムだと思います。
丁度来週からAndroidアプリの開発授業が始まるんですが、最初の4〜5ヶ月はWEB系の授業で、その後モバイル系の授業に入るような流れです。個人的には僕がプログラマーなので、デザイン系の授業があったことはすごく助かりましたね。なので、全体を通して「WEB系のサービスも、モバイルアプリも作れるようになれる」というような内容のカリキュラムになっています。そもそもモバイル制作をするに当たってWEBの知識も当然のように必要な部分もありますし、モバイルアプリのデベロッパーになるために必要なWEB面での基礎を前半で身に付けるというようなイメージです。
今はAndroid開発なのでJavaをメインで勉強していますが、この後はObjective-Cの開発にも移るので、すごく楽しみにしています。
―― 逆に授業に対しての不満点はありますか?
たまにこのスピード感は早過ぎるんじゃないのかなと思う事はありますw 「教える事は教えたから、後は自分でやってね」みたいな事はあるので、自分から学ぼうという意思が無いと厳しい面はあるかもしれませんね。もう少し授業に関しても深い所までやってもいいんじゃないかなってタイミングはありますが、全体的には前職の兼ね合いもあり、すごく満足です。
あとは、一つのクラスが少人数なので、良い面で言えば先生との距離が近い事は勉強がすごくはかどり、良い面もあります。しかし、やはり公立の学校等に比べると日系含め、外国人や永住者も多いので、英語の習得が軸として大きい自分にとっては、外国人だけでなく現地の人との繋がりを増やせるようになると尚良いですね。
ーー 宿題(ホームワーク)についてはどうでしょう?
平日は宿題も出て、練習問題なんかを授業中にも解いていくようなスタイルなんですが、休日は宿題が無いので、思った以上に自分の時間を作る事ができます。なので自分の勉強をした上で、少人数のクラスなので先生にレビューをお願いしたり、次の授業の内容なんかの予習に使ったり、先ほどもお話したとおり午前は英語の学校に通ったりする事もできます。週末は友達を遊びに行ったり、勉強に使ったりと、比較的自分の活動時間があります。息抜きはもちろん、先の事を見据えてどう行動するか考える事ができますね。
ーー ちなみにご友人とはどんな事をされてますか?
現地の友達を積極的に作るようにもしているんですが、最近は様々な国の料理を食べ歩く事にハマっていますw いろんな国の文化が入り交じっているバンクーバーならではの遊びだと思います。僕はバンクーバーに来てもう8ヶ月になるのですが、実はまだバンクーバーから殆ど出たことが無くて。唯一近いからという理由でラスベガスには行きました。土日を含めて友人関係も充実しています!
今後について
―― これからの予定を教えてください。
プログラマーとして、というよりは人としてのコミュニケーションをもっとスキルアップしたいと言う思いが強くて、友人と一緒にカナダ人のコミュニティに参加して一緒にご飯や飲みに行ったり、そういうソフトスキルの向上に努めたいのがひとつ。後は元々日本からカナダに来た頃はカナダでのインターン経験を元に日本でのキャリアアップにつなげようと思っていたんですが、最近は海外で働き続ける事にも強い憧れを抱くようになりました。挑戦はしてみたいのですが、やはり海外で働いた事がまだ無いので、CICCCのインターン経験を元にこれから先の事をもっと考えていこうと思います。
―― これから留学を考えている皆さんにメッセージをお願いします!
「やってみないと始まらない」の一言になりますかね。正直、ITの学校に入るまで、僕はものすごくビビってたんです。プログラマーとしての経験はありましたが、やはり先生にはそんなに胸張って伝える事ができませんでした。でも、やってみたら意外となんとかなった。この「やってみたらなんとかなった」っていう経験が重要だと思っています。
これから自分は新しい分野として、モバイルアプリの開発に従事する事になるのですが、一度得た「やってみたらなんとかなった」という経験があるからこそ、もしかしたらいけるんじゃないか、きっとなんとかなるんじゃないか、という自信に繋がっているのは事実です。変なプラス思考と思われるかもしれませんが、これって最初の「やってみないと始まらない」という一歩があったからこその物だと思うんです。
ーー今日は素晴らしいお話をありがとうございました!
以上、今回はCICCCに通うHiroshiさんからお話を伺いました。モバイルアプリの開発業務はバンクーバーのみならず、現代において必要とされやすいスキルの一つかと思います。ですが、外国人として国外で活動するという事は、単に必要とされているスキルを習得するだけでは十分とは言えません。それならば外国人では無くカナダ人を雇った方がビザや待遇などあらゆる面で合理的だからです。その為、Frogではあらゆるイベントを通して、多くの情報や知識を皆様とシェアしていければと考えています。
今回のHiroshiさんのお話の中で印象的だったのは、やはり学校での活動だけで満足していないその姿勢だったと思います。Frogではそんなプラスアルファの努力を怠らないクリエイターの皆様のサポートを全力でしていければと考えています!
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