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日本でグラフィックデザイナーとして働き、カナダでバックエンドエンジニアとして海外就職を果たしたAnnaさん

今回は日本でグラフィックデザイナーとしてのバックグラウンドをもち、カナダでIT関連の学校に通った後にカナダでバックエンドエンジニアとして働き出したAnnaさんにお話を伺ってみました。

Frogは全ての留学生にもお話していることですが「基本的に学校に頼らない」留学方針を皆さんとお話する事が多いです。これは私達クリエイティブ業種の基本として、独学文化である点、そして自分から進んで学びの機会を創造するという行動自体が、この業界での成長に必要不可欠であることから来る物でもあるのですが、ただ、海外就職という道を歩む上で学校という存在自体は必要になるケースも多いため、中々留学相談にこられる方にご説明する上でも難しい点でもあるのですが、Annaさんの留学は『自分から行動を起こす』という最も大事な点を非常に大事にされ、インタビューをさせて頂いた僕自身、非常に勉強になることばかりでしたので、是非これから留学を検討される皆さんにも参考にしていただければと思い、今回インタビューさせて頂きました。

ーー まずは簡単に自己紹介をお願いします

日本ではグラフィックデザイナーとして4年間働いていました。ただ、肩書きはグラフィックデザイナーだったのですが、動画制作なんかもしていましたね。あとはその時にバンドで作詞作曲などをしていて曲が作れるからということで、仕事の一環として媒体の宣伝ソングやBGMを作ったりしていました。小さい広告代理店だったので色々な事を任されていましたね。

ーー ご自分の趣味の分野も仕事に活かせるっていうのは恵まれた環境ですよね。会社員時代から留学は考えられていたんですか?

元々日本で会社に入る前から海外で働きたいって思っていて。これは会社を辞めた後の後日談になっちゃうんですが、会社に応募した時のレジュメを見たら、私が「グローバルな仕事や海外を視野に入れてる」と書いてあったんですね。
その瞬間「あー、私本当に海外いくんだ」って、なんだか過去の自分に背中を押されたような気がして。(笑)

ーー また変わった理由ですね(笑)そうすると昔から海外に対しての意識は高かったって事でしょうか?

そうですね、高校の時の進路も、元々は日本の外国語専門学校に行こうと思っていて、その理由が洋楽が好きだったので英語で歌詞を書いてみたいとかって理由だったんですよね。でもその時はいろいろな事情やバンドにガッツリ集中したかったというのもあり一度フリーターになったのですが、全然芽が出ずこれは将来マズいなと思いまして。そこで絵を書くのが好きだったので、グラフィックデザイナーの未経験募集の採用情報を見て、試しに受けてみたら受かったみたいな。

ーー 未経験採用がしやすいのは日本の良い所の1つですよね。ちなみに、バンクーバーを選んだ理由はなんなんですか?

元々はフィリピンが候補に上がっていたんです。安くて、語学も人気があったしトレンドで。だけど留学するのに『語学だけってどうなの?』って考えがどうしてもあって、踏ん切りがつかなかったんです。

「語学だけやって、戻ってきて、何があるんだろう?」って考えがやっぱり拭いきれなかったのがありました。それに当然お金も安くは無く、やはり大きな買い物だしなぁと…。そんな時にFrogのセナさんや、マナさんのブログを見つけて。で、たぶんその時だったと思うんですが、セナさんのブログで留学サポートのFrogを作るという記事を見て、これは良いタイミングだなって思い、Frogに連絡をしたのが経緯でしたね。

ーー タイミングバッチリだった分けですね(笑)それ意外に重要視した点ってありましたか?

留学の計画自体は專門留学であれば自分が心配していた「語学だけ」という事はないだろうというのと、あとはバンクーバーという立地や環境ですね。アメリカも近いですし、英語も訛りが少ないというのもあって。イギリスやオーストラリアですと少なからずアクセントに影響されてしまう部分はあるなぁと。ですが、その点カナダの英語はアメリカ、イギリスともに通じる比較的綺麗な英語だということも、バンクーバーを選んだ理由の1つですね。

ーー なるほど、ちなみに英語の話になったので質問なのですが、日本では英語の勉強とかしていたんですか?

留学が決まってからカナダに来るまで1年という時間があったので、その間に通勤途中にNHKのCDを聞きまくったり、家ではそのCDのテキストを見ながら音読したりしてました。私は不登校児で中学高校とほぼ出席していなかったので、中学英語のテキストを買ってBE動詞が何かとか、それこそ「This is a pen」から勉強していました。

実際留学してから気づいたのは、やっぱりNHKのそのCDを聴き続けていたのはかなり大きかったなぁと。耳だけは英語に慣れていたので、留学当初は正直全く喋れなかったけど、ただ言ってることはなんとなくわかるみたいな。

ちなみに私が聞いていたのはリトル・チャロという、結構前にNHKで放映されていた子犬の物語なのですが、子供向けながらも物語形式で、ストーリーが凄く面白かったんですよね。冒頭から日本に帰ろうとしたら手違いでニューヨークに取り残されちゃうというちょっと悲劇的な話なのですが、あまり英語が得意じゃない子犬の物語なので会話のレベルが高すぎず、自分のペースにあわせて進めていけるので、楽しみながら英語に触れることができたというのが大きかったなぁと思います。

テキストもそうでしたが、口語で良く使われる言葉が多かったので、凄くそれで鍛えられたかなって思います。

ーー Annaさんの行った学校は3ヶ月の語学学校が無料で付いてたと思いますが、どんな感じでしたか?

こっちの学校って先生次第な所が大きいと思うんですが、時間割的にはざっくりと午前中に文法、午後にスピーキングという区切り方でした。でもまぁ…午前の先生には申し訳なかったのですが、私が文法が苦手だったのと、朝がめちゃくちゃ弱いというのが重なって午前の授業は寝ちゃう事が多かったんですよね。でも午後の先生は「僕は教科書使わないで皆と話すよ!そのほうが楽しいし、上達するからね!」といって、実際に授業で教わったイディオムを混じえながらクラスメートと話したり、英語を使ったゲームをしながら学んだので、体感的に覚えられました。

ーー 語学練習期間の3ヶ月はやっぱり大きかったですか?

そうですね、この3ヶ月でスピーキングもだいぶ自信が付きましたし、私はあってよかったんじゃないかなと思います。
もちろん学校だけじゃなく、家に帰ってからは中学生用の文法テキストを使って自分で勉強もしていました。あとは休憩の傍ら海外ドラマを見たり、Meetupなんかで英語のカンバセーションに行ったりとか、語学学校期間は学校だけの話では無く、英語に集中する期間として大きかったですね。

ーー なるほど、やはり1つの事に集中する時期というのは大事なんですね。ちなみに学校の総合的な感想としてはどうでしたか?

うーん、正直一言で言うなら「足りない」ですね。やはり実務ですぐに使えるようなスキルを学ぶという点では足りなかったかなと。ただ、これは学校と通う人との関係次第な所が大きいと思いますが、さきほども言ったとおり、私は中学高校とあまり学校に行っていなかったので、そもそも学校が全てだとは全く思ってなかったんですよね。入学してすぐくらいから自分でどう行動するかを考え、自主的に学ぶ事に切り替えるようになったんです。

ーー なるほど、僕らが感じている学校のジレンマですが、良い学校が高い就職率なわけでは無いというのもあり、結局は自分から行動した人が一番強いんですよね。

正直、何かにぶら下がるような考えで学校に通うとすれば、どの学校に行こうがキツイと思いました。「よい学校に所属すれば安心」みたいな。そういう考えは捨てた方が良いと私は思いますね。

ーー その通りですね。得にバックグランドの無い外国人からのスタートである僕らには意識すべき事ですね。Annaさんに取って学校ってどういう所でしたか?

私が留学する前に聞いた言葉があって、それが「使えるもんは使え」って言う(笑)だから、学校は「教えてもらう」のではなくて、「使ってやる」場所だと思うようになったんです。学校に限らず、あらゆる組織でそうだと思いますが、相手主体で考えるのでは結果として自分のためにも、相手のためにもならない事が多いので、私は自分主体で、自分がどうその組織を使うのか、それがスキル向上だったり目的達成だったり、その方が目的が明確になるので私はそうするようにしてきました。

ーー その点については素晴らしいの一言ですね。そうすると専門学校の生活についてはどうでしたか?やはり英語で専門職の勉強というのは難しかったのでしょうか。

英語でプログラミング等を学ぶという事についてはあまり問題にならなかったですね。私はWEBとかの知識が全くなく、全部独学で学んできたので、むしろゼロから学ぶスタンスだったので、これが日本で制作経験があると、日本との違いで擦り合わせる必要があったりするのかもしれないのですが、その点で苦労はなかったですね。

ただ、どちらかというと逆パターンの方が怖くて。日本で仕事を始めるときに制作現場のコミュニケーションでミスマッチが起こらないかだけ、今は心配しています。「ファーストビュー」って何だろう?みたいな。

ーー その点はまた勉強が必要になるかもしれませんね(笑)ちなみにAnnaさんはグラフィックからバックエンドへの転身という事で、非常に珍しいタイプの課程を踏まれたかなと思いますが、その経緯に非常に興味があるのでお話しいただけますか?

私はこっちに来る前に作りたいWEBサービスがあったんです。人に頼むとお金がかかるし、そこまで大きな規模の物じゃない。だから何とか自分で作れないかなぁと思って。一言で言えば日本人向けのSNSサイトみたいな物が作りたくて、ただ日本人向けSNSの多くが、正直デザインがちょっと昔ながらな物を踏襲しているケースが多く、スマホだとすごく見づらく使いづらい、そもそもパソコンから見ることを前提に作られているようなものが多い印象があったんですよね。

なのでUIを重視する海外のいいところを取り入れつつ、日本のSNS特有のコミュニティがしっかりとあってグループ感のあるSNSを私自身作ってみたいなっていうのがあって。それで自分でPHPで書こうと思ったのがキッカケだったんですよ。

ーー やっぱり目的がハッキリしている人の成長ってはやいんでしょうね。

そうですね。目的がハッキリしていたほうがどういう機能を使えば良いっていうのもハッキリしているので、それでどんどん吸収も出来るんだと思います。

今ようやく自分の作りたい物のベースが出来てきたので、どんどんアウトプットしていっている最中です。

ーー それでは、アウトプットの一貫としてご自身でブログ(Unknown Tree)もされているという事でしょうか。

そうですね。私のブログはWordpressで作っているんですが、あれって勉強しようと思えば沢山学べる事の多い媒体ですよね。1からサーバー借りて、ドメイン作って、接続して、DB見て。そしてPHPで書かれているので、中身を開けてみて仕組みを勉強してと。もちろん自分のノウハウのアウトプットの場としての意味もありますが、それと同じくらい勉強ツールとしては優れているなと思いました。

ーー 確かにそうですね、その他にされていた勉強はどういった物がありますでしょうか?

そもそもこのブログは日本にいる間に「これから專門的な事を勉強するわけだから…」と思って、留学前に少しでも勉強しておこうと思って試行錯誤して作った物なんですよね。
なので見た目だけはしっかりしているように見えますが、なんとか動いてたって感じでしたね(笑)グーグル先生に聞きながらひたすら作っては直して、作っては直してを繰り返して。その時検索して調べる癖もついたんじゃないかなと思います。

そしてPHPを中心にバックエンドの勉強を始めたのは学校生活の中盤以降くらいなんですが、前半はフロント周り、HTML、CSS、Javascript、あとは学校の課題のウェブサイト制作をひたすらこなしてましたね。

あとは、ポートフォリオは学校入って3,4ヶ月目くらいのタイミングから作り出していたと思います。

ーー ちなみにPHPにしてもそうですが、やはりグラフィックのようにデザインの面からバックエンドの勉強を始めるのって凄く大変だったんじゃないですか?

実はFrogのイベントに来られていたMiyoshiさんというPHPのエンジニアさんにお会いするきっかけがありましして。その後に「ブログ読んだよ」と、連絡をいただき、さらに「もしやる気があるなら、かなり厳しいけどPHP勉強してみる?」とお声をもらいまして。バックエンド未経験というのもあり少し覚悟が要りましたが、こんなチャンス滅多にないし、やるしかないでしょ!と思い、即答でバックエンドのメンターをお願いしたんです。授業は半日ぶっ続けで休憩なしだったりと本当に厳しかったのですが、学校でやらないような完全現場ベースの生きたPHPプログラミングをわかりやすくかつ丁寧に教えていただきました。Miyoshiさんに教えて頂いた期間があったからこそ、就職出来たと言っても過言じゃないと思います。

教え方も私にとっては凄くわかりやすく、全ての動作を理由から説明してくれるので、意味を理解せずにプログラムの動作を眺める事がなくなったのが凄く大きかったですね。Javascriptのreadyとloadはどっちがどうとか、コピペで終わらずにその機能がどういう働きをするのか、なぜそう書くべきなのか等々、そういうのも含めて教えていただけたのは、エンジニアとしての自信にも繋がりましたし、これからの勉強の指針にもなったので良かったです。

ーー おぉ!Miyoshiさんに教えてもらっていたんですね。それはブログ記事でPHP勉強してみたいーとか書いてたって事ですか?

いえ、そういう記事は得になかったんですが、私のこの記事をMiyoshiさんに見て頂いて、たぶん「やる気がありそう」っていう風に感じてもらえたみたいですね。

あとは私の生活スタイルだったり、趣旨思考だったりが、バックエンドに向いてるんじゃないかって思ってもらえたみたいで。そういう所もブログをやっていてよかったと思えた部分になりますね。

ーー 僕自身もブログをしていて凄く感じる所ですが、やっぱりそういう自分のスタンスを示す努力っていうのも凄く大事って事ですね。Annaさんとは別に今度Miyoshiさんにも聞いてみたいと思います(笑)

私も意識して学んでいる事や自分の持っている技術や知識とかを全て表に公表するようにしています。それもあって自分のブログを作ったというのもありますね。

ーー 間違いないですね。そういう努力は軽視する人が多いですが、僕らエンジニアにとっても最も大事な努力の1つじゃないかと思います。そういった努力があって就職が決まったかと思いますが、お仕事自体はいつ頃から初められてたんですが?面接とか大変でしたか?

実は私、今Miyoshiさんと同じ会社で働いているんですよね(笑)仕事自体は今年の1月からなので、Coopが始まる3ヶ月前には既に決まっていました。面接自体は凄く簡素でしたが、スキル面はMiyoshiさんが良くご存知だったと思うのでそこまで大変な印象は無かったですね。

ーー そうなんですね!それは本当に良し師に恵まれたという事でしょうけど、何よりも行動力の賜物という感じがしますね。ちなみにそろそろ最後になりますが、今後の展望とか何か考えられていますか?

展望という程大きな物では無いですが、先の事を考えすぎても仕方がないと思っているので、Frogとの留学プランでもあったように、私はまだワーキングホリデーが残っているのでまずはCoopの一年間でしっかり経験を積む。そして来年の一年間をどう使うか。そこにまずは全力で出来る事をしていきたいと考えています。

ーー ありがとうございます!それでは最後になりますが、これから留学される方に何かアドバイス等はありますか?

そうですね〜。何かあるかなぁ…。これは私の考え方というか、生き方になってしまうのですが、他人じゃなくて自分を信じて行動する事でしょうか。やっぱり留学というか、外国人として海外に渡るわけですし、あらゆる行動が自分の責任としてのしかかると思うんです。だから最終的な決断は他人に委ねずにきちんと自分で考えて決断する。でもだからといって他の人の意見を全く聞かないというわけではなく、「ああ、こういう方法もあるんだなぁ〜」と一つの参考として、知識としてちゃんと聞いておいた方が良い。だけどそれにぶら下がらないように気をつけてキチンと自分で考えて決断し、行動することが、私にとっては一番大事な事なんじゃないかと思います。


以上、いかがでしたでしょうか。

いつも文末にインタビューをさせてもらっている僕自身もコメントを残すようにしているんですが、今回は僕が言う事は何も見当たらないくらい非常に中身の濃いお話を聞けたように思いました。

やはり海外就職以前の問題として、周りに流される人より、自分から意思を持って行動を起こす人は強いと、わかっていた事でもありながら非常に強く感じる事が出来たインタビューになりました!
グラフィックからバックエンドへの転向も、あまり周りに参考事例が居ない中でのトライだったかと思いますし、大きな決断でもあったかもしれませんが、それを「周りにそういう人が少ないから」と、やる前から空気感で決めつけたりせず、自分の目標ありきで、まずやってみると決断できたことも含め、もちろん学校へ通うスタンスについても、非常に今後留学される方々の参考になるのではないかと思いますし、その行動が海外就職にも繋がったんじゃないかと思います。
本当におめでとうございました!

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