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永住権申請も目前!9ヶ月のWeb制作経験後カナダに渡航しフロントエンドエンジニアとして就職したSayakaさん

Sayakaさんの大好きなStevestonの有名なピザ

今回は日本で9ヶ月のWeb制作を経験された後カナダに渡航し、フロントエンドエンジニアとしてカナダ・バンクーバーの現地企業に就職されたSayakaさんにこれまでの経緯を伺いました。

留学先の急な変更、スキル不足によるボランティアからのスタート、方向性の迷い、100件以上の求人応募、様々な困難を粘り強い活動で乗り越えたSayakaさん。現在では就職された会社で能力を高く評価され、移民(永住権)申請も目前に迫っています。

このSayakaさんへのインタビューでは、レジュメの書き方や、採用プロセスについてなどためになる情報が満載です。これから海外就職を目指す方々にとって非常に参考になる内容になっております。

どうぞお楽しみください!

※カナダではWeb系エンジニアとしてDeveloper(デベロッパー)という言葉が使われることが多いですが、この記事内では日本語でよく使われる「エンジニア」で表記しています。

プログラミングへの関心のきっかけはExcel

Hideto:これまでの経歴を教えてください。

Sayaka:日本では大学卒業後、2社で働きました。1社目はWebとは関係ない職種で2社目がコンサルティングの会社で9ヶ月間Webサイトのコーディングを担当し、デザイナーが作ったモックアップに従ってHTML、CSSを使ってWebページを制作していました。

Hideto:大学では何を専攻されていたのでしょうか?

Sayaka:教育学部の教育課程で勉強をしました。

Hideto:日本でのお仕事はどうでしたか?

Sayaka:実は1社目でExcelがすごく楽しくてプログラミングの道に行こうと決めました。タウン情報誌を出版している会社だったのですが、Excelを使って読者ハガキの集計をしたりしていました。関数を使って入力簡略化の機能などを作っていたのですが、それがすごく楽しかったです。

Hideto:Excelが楽しくて、もっと深く追求していきたいと考えていたのでしょうか?

Sayaka:そうですね、でもExcelだけを使う仕事って思いつかなかったので、何がきるんだろうとずっと考えていていました。ある日「プログラミング」という言葉が頭にパッと浮かんで、これで行こうと決めました。

当初はインドへのIT留学を検討。最終的にはカナダ・バンクーバーへ

Hideto:それから転職して9か月間Webコーダーとして働かれて、その後に留学に来られたかと思うのですが、バンクーバーに行こうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

Sayaka:2社目の時に、もっと幅広くWeb制作の知識を身につけたいと思っていたのですが、JavaScript、PHP、データベースについては学ぶ機会がなかったので、しっかりと勉強したいと思ったのが留学のきっかけですね。当時の自分は、バックエンドとフロントエンド、WebサイトとWebアプリの違いも分らなかったので、その辺りを一気に学習できる学校に行こうと思い、色々な学校を探し始めました。私は出身が高知で東京の学校も視野に入れていたのですが、プログラミングなら英語も勉強できた方がいいんじゃないかなと思って、IT留学を調べ始めたんです。

Hideto:なるほど。IT留学で調べた先がバンクーバーだったのでしょうか?

Sayaka:いえ、実はインドだったのですが、費用を比べた時に東京で勉強するのとあまり変わらなかったので、インドの学校へ行こうと決めました。でも留学を申し込む直前にバングラデシュでテロが起きて、インドもそのターゲットの一つだというニュースを見たのでインドは諦めました。留学に行こうとすでに決心していたので、留学を諦めようとは思えなくて、バンクーバーに行き先を変更しました。

カナダ渡航後の英語学習

Hideto:英語についてですが、バンクーバーに来てから本格的に勉強をされたのでしょうか?

Sayaka:バンクーバーに到着してから7ヶ月間、ESL(語学学校)の授業を受けました。

Hideto:実際ESLに7か月間行ってみてどうでしたか?

Sayaka:行き過ぎたなと思います。(笑)というのも私自身がESLで伸びるタイプではなかったので、今振り返ると一か月ぐらいで十分でした。やっぱり積極的に発言したりしないと英語力は伸びないなというのが実感です。

Hideto:語学学校の後、カレッジに行かれたんですよね。期間としては1年間の座学ですか?

Sayaka:そうです。Web&Mobile App Developmentコースに行きました。

Hideto:カレッジに通っている間の英語の伸びはどうでした?

Sayaka:横這いでした。クラスの半分が日本人だったのであまり英語を使う機会がありませんでした。英語でのプレゼンテーションをたまにしたぐらいですね。

ハイキング
現在働いている会社の同僚、元同僚、元上司たちとMinnekhada Regional Parkにハイキング

現地就職はプラクティカムからのスタート

Hideto:カレッジでのプログラミング学習はどうでしたか?

Sayaka:Javaから始まり、Androidアプリ開発を経験しました。カレッジでの座学期間は合計で12ヶ月だったんですけど、座学最後の1ヶ月目からプラクティカム(無給インターン)を始めました。インターン先がECサイトを運営する会社だったんですけど、4ヶ月間バックエンドエンジニアとして働きました。API開発については授業で学んだのですが、実践でも学ぶことができて良かったなと思います。

Hideto:そうですよね。学校で学ぶのと、実際に現場で手を動かして作るのとでは全然違いますよね。4ヶ月のプラクティカムですか、結構長かったですね。

Sayaka:就職活動を始めたばかりの時に、カレッジを介して面接のオファーが来て受けました。もともと有給のポジションだったのですが、スキル不足などもあり、プラクティカムで最初はどうかと言われました。

Hideto:なるほど。その会社で4ヶ月の勤務が終わってから、就職活動を再開されたわけですか?

Sayaka:そうです。コープ(有給のインターン)期間が6ヶ月以上ないとカレッジの卒業資格を満たせないのですが、プラクティカムの期間が終わった時点でコープビザの期間が残り9か月でした。ですので、あと3ヶ月で有給で雇ってくれる会社に就職しないと卒業できないという状況でした。その会社からは5ヶ月後から有給で雇うと言われたのですが、5ヶ月後からのスタートだと、ビザの有効期限内に卒業資格の6ヶ月間を満たせなかったのでお断りしたのですが、その後すぐに別の会社から話が来ました。そこでもスキルが足りないからボランティアで働けないかと言われ、1ヶ月半働きました。

Hideto:その後はどうされたのでしょうか?

Sayaka:その時にクラスメイト経由でWebサイト構築の仕事を請け負うことができました。それを完成させればポートフォリオになるし、良い経験にもなると思い、就活は一旦ストップしてそのWebサイト制作に集中しました。

Hideto:制作期間はどのくらいだったのでしょうか?

Sayaka:一か月強ですね。Webサイトを作り終えて就活が再開できるようになったのがコープビザの期限残り7ヶ月の時でした。ポートフォリオとレジュメも作ってないような状態だったのでさすがに1か月で準備できないと判断し、卒業はこの時点で諦めました。就活に関しても、目指すべき具体的な方向性を決めかねている状態で、スマホアプリのエンジニアになるか、バックエンドエンジニアになるか迷っていました。本当はバックエンドをやりたいと思っていたのですが、なかなか難しいと思い、最終的にフロントエンドエンジニアに方向転換することに決めました。

Hideto:そこからどんなことされたんですか?

Sayaka:未経験からJavaScriptデベロッパー(エンジニア)になる勉強法というブログ記事を見つけて、その内容に沿って勉強を始めました。

Hideto:もう学校の卒業も諦めたし、ここでフロントの技術をしっかり身に着けてから就活を再開しようということですね。

Sayaka:そうですね。JavaScriptとReactを中心に、数カ月間、1日8時間ぐらい勉強していました。Reactの勉強中にちょっと自分で作りたいアプリのアイディアなんかも湧いてきたりしたので作ったりしていました。その後にポートフォリオサイトの制作を始めました。

Hideto:レジュメやカバーレターもその頃に準備されたんでしょうか?

Sayaka:レジュメについては、カレッジに通っていた時に、コープのアドバイザーの方にレジュメをどのように書けばいいのかアドバイスを頂いたり、参考資料をシェアしていただいたり添削もしていただきました。それをブラッシュアップして就職活動を再開しました。

就活相談後に見えてきた改善点。レジュメ、ポートフォリオサイトを抜本的に修正

Hideto:全部で何件ぐらい応募してどのくらい書類選考が通ったのでしょうか?

Sayaka:その時の就活では57社応募してオンサイト面接が1社でした。そこでちょっと自信もないし迷いもあったのでHidetoさんにアドバイスを頂きたいと思って、ご連絡をさせていただいたんです。

Hideto:その時レジュメ、カバーレター、ポートフォリオなどいろいろ見せていただきましたね。

Sayaka:そうですね。就活はしてはいたんですが、自信がなかったのと、あとは方向性ですね。私はReactがメインのスキルだったのですが、Web Developerとして応募し続けてよいのか、募集内容に合わせてレジュメのタイトルを変えて応募するべきなのか、手ごたえはなかったのですが、実際返事が来ても次はどのように面接に臨めばよいのか、とにかく不安でした。

Hideto:そうでしたよね。それで僕の方からいろいろとアドバイスさせていただいたと思いますが、実際どうでしたか?

Sayaka:自分では全然自覚がなかったのですが、改めてポートフォリオやレジュメを見ると、迷いだらけで会社側の視点で作ってなかったのが分かるようになりました。Hidetoさんは会社の人が見るときに、どういう所を見るかとか、そういう観点からのアドバイスを下さったと思うんですけど、そうですよね?

Hideto:正にそうですね。

Sayaka:そういう視点で見た時によく見えるようなポートフォリオ、レジュメになるように意識して修正していきました。あと自分がその会社に入ったらどういうパフォーマンスを発揮できるかを想像できるようにした方がいいとアドバイスをいただきました。

Hideto:はい。そうでしたね。

Sayaka:レジュメのタイトルをReact Developerにして、「私はReactのプロフェッショナルです」ということを前面に押し出すようにアドバイスをいただいたと思います。そうすることで可能性が狭まるような気がして不安に感じたのですが、いざタイトルを固定してみると逆に気持ちが落ち着きました。私は経験がない分、書くことが少なくて困っていたのですが、でもその分、見やすく、強調したいところを目立つようにできたのは良かったと思います。

Hideto:なるほど。なるべく大事な項目だけを書いた方がいいということですね。

Sayaka:そうですね。少しでもできるスキルは入れた方が良いとおっしゃる方も結構いらっしゃるじゃないですか。でも私の場合、そこの部分を面接で触れられたりとかして、答えられないということもあったので、自分が推したいスキルでなかったり、あまり自信がない箇所は削るようにしました。

Hideto:レジュメ、カバーレター、ポートフォリオ、GitHubもその目線で考えて全部作り直したのでしょうか?

Sayaka:そうですね。具体的に言うとポートフォリオサイトは当初、数ページでの構成を考えていて、Reactのスキルを見せるためにもSingle Page Application(SPA)で作ろうと思ったんですね。サイトはその担当者が時間をかけて見るものじゃないとHidetoさんからアドバイスをいただいたので、SPAは諦めて1ページだけにしました。ポートフォリオサイトについてですが、スキルを見せることにフォーカスするなど、重点は人それぞれ、様々だと思います。私は最終的に見る立場の目線に立ったサイト作りにフォーカスして良かったなと思います。

Hideto:よく言われることとして、採用担当者は7秒しかレジュメを見ないということですね。ポートフォリオの場合は10数秒ぐらいかもしれないので、なるべくページ数少なくした上で自分が見せたいところがしっかり目立つように構成した方がいいとお話をさせてもらったと思いますが、それがいい方向に働いたんですかね。

Sayaka:はい、そうですね。ポートフォリオは就活する上で特に必要だと言われていたので、今までの実績を全部載せるようにしていたんですけど、アドバイス頂いてから、自分の好きなように作り変えて、自分の色が出せてすごく良かったなと思います。

Hideto:自分の色を出すのも大切ですよね。

Sayaka:その方が印象にも残ると思います。Hidetoさんからアドバイスを頂いた後、どうしたら自分の色を出せて印象に残るようにできるか、デザイナーの友達にも相談しながら作り変えていきました。

Hideto:ポートフォリオやレジュメは、やはりいろんな人に見せるのがいいですかね? 

Sayaka:そうですね。私はHidetoさんに一度見てもらうのをオススメしますね。

Hideto:ありがとうございます。僕自身も人のポートフォリオを見るのが好きなので楽しいですね。GitHubでは何か工夫した点などありますか?

Sayaka:READMEに、アプリの動作を録画したGIF、使用言語やライブラリー情報などをできるだけ分かりやすいように載せるようにしました。

Hideto:GIFがあると確かに見やすいですよね。わざわざリンク先を見てもらわなくても、どのようなアプリなのかが一目瞭然で分かりますし。

Sayaka:はい。URLを載せてもリンク先に行ってもらえないと思うので。

Hideto:今、SayakaさんのGitHubを見せてもらってるんですけどすごいですね。2018年の12月ぐらいから2年以上毎日コントリビューションがあって全部緑ですね。

Sayaka:いやー、すごくはないんですけど。向上心を失わないよう続けています。

Hideto:これって就職活動時もすでに緑ついてる状態でした?

Sayaka:そうです。Reactを勉強し始めてからなので、就活時点では3、4ヶ月分は緑だったと思います。

Hideto:なるほど。就職活動を再開されてからどのくらいの会社に応募されたのでしょうか?

Sayaka:Hidetoさんにアドバイス頂いてから58社応募して、書類選考通ったのが10社で最終面接が2社でした。

Hideto:前回の応募で57社だったので合計で100社以上も応募されたんですね。それはすごい!

Technical Interviewではエラー表示するも帰宅後完成コードを送り評価される

Hideto:次に就職面接のお話を聞きたいのですが実際受けてみてどうでしたか?

Sayaka:一回目が電話面接で、次がTechnical InterviewでReactの問題が3問ぐらい出されて、CodePenでコードを書いて提出しました。基本的な問題ばかりだったので、特に難しくはなかったですね。

Hideto:なるほど。人によってはTechnical Interviewで詰まってしまう人もいますが、結構すんなりと出来たという感じでしょうか?

Sayaka:すんなりとは行かなかった部分もありました。私はReactのHooksを使って勉強していたのですが、出題されたCodePenに書かれたコードは旧来のStateが使われた書かれ方をしてたので、「ここの箇所、最近のHooksしか使ったことがないから書き方をちょっとよく覚えていない」と伝えたら、「分かった。そこはアシストするからいいよ」と言ってくれたりしてアットホームな感じでした。出題された問題は全て解き終わり合格という雰囲気だったのですが、CodePenのバグか何かで不可解なエラーが消えず、帰宅後コードに問題がないことを念のため確認し、試験中に面接官から提案されたコード内容も追加して会社に送りました。

Hideto:Technical Interviewが終わって、帰宅後リトライしたコードを送られたということですね。それは評価されましたか?結構そこの熱意も伝わったって感じなんですかね。

Sayaka:そうですね。良かったとは言われました。

最初の電話面接が鬼門

Hideto:ちなみに最初の電話面接と比べてどっちの方がやりやすかったですか?

Sayaka:オンサイトの方がやりやすかったですね。電話面接が一番難しいと思います。

Hideto:そうですよね。顔も見えないし音声も聞きにくいと思いますし。

Sayaka:電話面接の時の面接官がイギリス出身の人だったのでほとんど何を言ってるのかわからなかったです。

Hideto:聞き慣れてない英語の発音だと難しいですよね。

Sayaka:難しかったです。

Hideto:バンクーバーでは結構いろんな人種がいてそれぞれアクセントも違いますし、それに加えて電話で話すとなると難しい面は確かにありますよね。

同僚たちとCypress Mountainでスノーボードを楽しむSayakaさん
2020年冬、現在働いている会社の同僚たちとCypress Mountainでスノーボードを楽しむSayakaさん(左)と仲良しの友人(右)

レファレンスチェック後、HR面接を経てオファーをもらう

Hideto:Technical Interviewの後はどのようなプロセスでしたか?

Sayaka:その後、その会社からレファレンスが欲しいと連絡が来ました。4ヶ月間のプラクティカムでお世話になった会社と、1年半アルバイトをしていた会社にお願いして無事レファレンスを提出することができました。提出後、連絡のあった当日にHR(人事部)面接ができるかと聞かれました 。

Hideto:当日ですか?そんなことあるんですね。

Sayaka:ちょっとびっくりしましたね。契約の話かと思ったんですけど、普通にソフトスキルの面接でした。当時会社がまだ体制が整っていない状態で、前日に入社したてのHRの担当者と面接をしました。

Hideto:HR面接は、採用プロセスの最初にある印象です。最初の電話面接がHRだったり、電話面接後にHR面接を挟むとかよく聞くんですけど、Technical Interviewの後だったんですね。面接後の感想としてはどうでしたか?

Sayaka:落ちたと思いました。準備不足だったなと反省し次の応募を始めていたところ、オファーの連絡をいただきました。

Hideto:そうなんですね。何か珍しいですね。Technical Interview後にマネージャーか社長と最終面接をするというプロセスはよく聞きますけど、そうではなくてリファレンス提出、HR面接で終わりだったんですね。

Sayaka:はい。そうでしたね。

Hideto:オファーですが、会社側からはどのように連絡が来ましたか?

Sayaka:メールで来ましたね。募集時はIntermediateのポジションでしたが、有給インターンでのオファーでした。あれ?とは思いましたが、ワーホリのビザを有効化しないといけない期限が2ヶ月後だったので時間もないし正直どこでも就職できればいいと思ってたので迷い無くサインしました。

Hideto:先ほど最終面接まで行けたのが2社だったと聞きましたが、もう一方の会社の面接はどうだったのでしょうか?

Sayaka:もう1社の方は、電話面接の後すぐにCEOとの最終面接でした。最終面接は先ほどの会社と同じように穏やかな雰囲気ですごく良かったです。Technical Interviewもあり、それは紙に書くタイプの出題形式でした。

Hideto:どのような問題が出題されたのでしょうか?

Sayaka:細かいことはもう覚えてないのですが、コーディングの問題が出て、手書きでforループを書いたりしました。あとは、データベースのデザインに関する問題なども出題されました。結果的にはその会社には不採用となりました。

上司から褒められる職場環境。インターン就業1年で正社員に

Hideto:最初の業務内容や役割はどんなことをされていましたか?

Sayaka:会社はAIを活用したアグリテック企業で、ハードウェアとソフトウェアの両方開発しています。いくつかの開発チームに分かれていて、ファームウェア、データサイエンス、ハードウェア、データプラットフォーム、アプリの部署があるのですが、私はアプリチームのフロントエンドを担当しています。

Hideto:技術的にはReactがメインなのでしょうか?

Sayaka:はい、そうですね。

Hideto:最初はインターンで入ったわけですが、その後どのくらいインターンとして働かれていたんですか?

Sayaka:私のボスが「インターンでの雇用はフェアじゃない」とCEOやCTOに話してくれて、正社員として雇うように説得してくれたのですが、採用から1年後に正社員として働けるようになりました。

Hideto:どこかでインターンから正社員に切り替えようという良いタイミングがあったのでしょうか?

Sayaka:そうですね。入社から5ヶ月後ぐらいに「もうちょっと長く働きたいのでワークパーミットをサポートしてもらえませんか」と相談してOK を頂けました。1年のインターンとしての契約が切れたタイミングで正社員になることができました。

Hideto:なるほど。就労ビザ取得と同じぐらいのタイミングで正社員になることができたということですね。

Sayaka:そうですね。ワーホリのビザが切れる前日ぐらいに就労ビザの申請をしました。

Hideto:外国人に対して就労ビザ申請をサポートするのは、会社側にも負担がかかる関係で、そこまではサポートしたくないという会社も少なからずあるかと思いますが、Sayakaさんの会社としてはどのような対応でしたか?

Sayaka:私はまずディレクターに話をして、その10分後ぐらいに「心配しなくていいよ」と良い返事を頂けました。Founder自身が移民の方なので外国人には理解があり寛容だったと思います。他にもインドとかブラジルから直接採用したりもしているので前例があったのは良かったなと思いました。

Hideto:それは本当に良かったですね。いろいろ交渉しなきゃいけないっていうわけでもなく、ディレクターの人を通じてすんなりサポートしてもらえることになったんですね。

Sayaka:はい、とてもラッキーでした。

Hideto:そうは言っても、やはり普段のSayakaさんの活躍や信頼があったからこそ、会社もサポートする気になったんでしょうね。会社にはいろんな国籍や人種の人が在籍していると思いますが、雰囲気はどうですか?

Sayaka:オープンで誰でも受け入れてくれるような雰囲気で居心地はいいですね。過ごしやすいと思える良い環境だと思います。

Hideto:Sayakaさんのブログには、ボスから褒められたことがたくさん書かれていました。

Sayaka:そうですね。結構褒めてもらえます。こちらの会社では完遂した業務を自分でアピールしないといけないのかと思ってたんですけど、ミーティングの場で「Sayakaがこのチケットを全部終わらせてくれたから、また新しい仕事を今日アサインしないといけない」と他の同僚たちと共有する形で褒めてくれます。

Hideto:本当に良いボスですね。他の周りの方も結構褒めてくれる人が多いですか?

Sayaka:プロジェクトマネージャーからもすごく褒めてもらいましたね。フロントエンドは成果が見えやすいので美味しいですけど。

Hideto:本当に良い職場環境ですね。会社の規模は今どのくらいになっているのでしょうか?

Sayaka:私が入社した当時は大体25人だったのですが、その1年3ヶ月後の現在で55人になりました。

Hideto:倍以上の人数になったってことですか?会社の成長もすごいですね。

Sayaka:そうですね。順調みたいです。

Hideto:会社規模が20人から50人規模に変わって、何か変わったことはありますか?

Sayaka:そうですね。私のチームも入社時は2人だったんですけど、今は4人になったり各部署に人が増えて賑やかになりましたね。

Sayakaさんのボスのフェアウェルランチ
入社2ヶ月目の頃、オフィス近くの日本食レストランで行われたSayakaさんのボスのフェアウェルランチ。

日本との違い

Hideto:日本では2社働かれてたと言っていましたが、日本との違いは何か感じますか?

Sayaka:こちらのコープの大学生が優秀なところに驚きました。学生ながらすでに即戦力の実力を持っていて、正社員と同じように働けています。私が大学生の時はあんな感じではなかったなと思ってすごいなと思います。

Hideto:日本だと新卒として入社して、会社に入ってからいろいろと学びますが、カナダの場合は実践力つけた上で会社に入る感じですよね。ほかにも何かありますか?

Sayaka:有休をまとめて取れるところですね。大体みんな1週間、2週間まとめてとっています。それは日本では、なかなかできないんじゃないかなと思います。

Hideto:確かに日本だと難しいでしょうし、有休を全然使ってない人も多い印象です。ちなみに今はもう冬休み中ですか?

Sayaka:はい。今24連休中です。

Hideto:カナダに来てどのくらい経ってますか?

Sayaka:5年目ですね。

Hideto:日本を発ってからのこの5年間で、いろんな変化あったのではと思いますが、何か大きく感じることありますか?

Sayaka:エンジニアやデザイナーの友達が出来たのが大きな変化ですね。ESLやカレッジで出会ったりしました。Frogのイベントに行っても全員がそうじゃないですか? 日本にいた頃は周りに一人もいなかったのですが、こちらに来ると、そういう人ばかりなので、夢の世界です。(笑)

Hideto:夢の世界ですか。この環境が本当に好きなんですね。周囲からたくさんの刺激を受けながら充実してそうですね。

Sayaka:刺激も受けますし、聞きたいことがあれば聞けますし、とても恵まれた環境だなと思います。

今後の展望

Hideto:今後のエンジニアとしての目標などはありますか?

Sayaka:わかりやすい目標としては転職ですね。周りからもいろんな人と関わって経験を積んでスキルアップするべきだと言われますし。

Hideto:この業界では、2年ぐらいで転職するのは割と当たり前ですからね。

Sayaka:そうですね。

Hideto:それにはまず永住権を取るって感じですか?

Sayaka:そうですね。永住権のための英語の勉強を今ちょうどしているところです。とりあえず、CELPIPを一度受験して移民コンサルタントに連絡しようと思っています。

Hideto:転職と永住権が当面の目標とのことですが、その先のことは何か計画はありますか?

Sayaka:スキルアップが目的でカナダに来たので、スキルアップ後は日本に帰国しようかと考えています。

今後カナダ留学を考えている方へのアドバイス

Hideto:最後に、過去の自分、もしくは留学を考えている人に向けてアドバイスをお願いできますか?

Sayaka:英語を日本である程度喋れるように勉強して来るのが良いかなと思います。それと就職活動は結構精神が削られるのでその辺りの覚悟はした方がいいなと思います。

Hideto:なるほど。その2点ですか。英語はやはり大事ですか?

Sayaka:大事ですね。英語はやはりこちらでの就活のベースになるわけで、英語ができるという理由で評価がプラスになることはないじゃないですか。なので英語でマイナスにならないようにすることが大事だと思います。

Hideto:そのために日本でできることもたくさんあるということですよね。

Sayaka:そうですね。私がカナダに来たら英語伸びるだろうと思っていたので、その考えは間違いだなと思います。

Hideto:どんな英語の勉強方法をおすすめしますか?

Sayaka:私が知りたいくらいなんですけど。(笑)勉強というより、練習が大事だなと思います。

Hideto:なるほど。スポーツのトレーニングと同じように、毎日触れて毎日欠かさず継続して練習することが大事ですよね。

Sayaka:そうですね。英語に関してですが、日本で伸びない人はカナダでも伸びないと思うんですよね。語学学校に通っても結局やるのは自分じゃないですか。語学学校にいない時間でどのくらいやるかが重要だと思います。

Hideto:英語もそうですけど技術的な話も同じように言えますか?

Sayaka:そうですね。エンジニアって本当に大変な仕事だと思います。経験だけではどうしても限界が来ると思うので、勉強の積み重ねが大切ですね。自分である程度時間を取って勉強をしないといけないなと思います。

Hideto:ありがとうございます。最後の最後に一言だけアドバイスをお願いできますか?

Sayaka:私がずっと思ってる言葉なのですが、「意志あるところに道は開ける」ですね。留学したいという時点で意志はあると思うのでそれを強く願うという感じでしょうか。

Hideto:ありがとうございました!


迷いや試行錯誤を何度も繰り返しながら「意志あるところに道は開ける」という言葉のとおり、粘り強く挑戦することで目標が達成されることを体現されたお話でした。

今回のインタビューでは就職活動まわりで参考になるお話が詰まっているので、ぜひ海外就職を目指される方は参考になさってみてください。

Sayakaさんが書かれているブログでは就職活動や会社での様子がより詳細まで書かれています。ぜひご覧になってみてください!

インタビュワー:Hideto(Hidetoへのインタビュー記事
記事編集:Yutaka(Yutakaへのインタビュー記事

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