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アメリカで起業家のYusuke氏に聞くアメリカ起業の軌跡と、Frogとの関わりについて

みなさんこんにちは!今回のインタビューはこれまでのエンジニアやデザイナーへのインタビューでは無く、アメリカのサンフランシスコで20代から起業に挑戦し続け、現在事業としては2つ目の『Frost』を経営されているYusukeさんのお話を取り上げさせて頂きました!

Yusukeさんはアメリカ、サンフランシスコのクール配達分析のスタートアップである『Frost』のCEO。以前このFrogインタビューでも取り上げさせて頂いたYuyaさんがCTOを務めています!

Frogから出資を受けているだけでなく、Yuyaさん以外にもFrogメンバーから数多くの人材を採用し、事業を前進させています!今日はそんなFrostを立ち上げるまでのYusukeさんの経緯について、そしてYusukeさんから見たFrogの活用の流れなんかについてもお話をお伺いしていければと思います!

また、本日のインタビューは起業家が対象となることもあり、インタビュワーはFrog代表のSenna、そしていつもFrogインタビューを執筆してくれているHiroshiさんの2人でインタビューをさせて頂いています。(実は彼もYusukeさんのFrostで働いています)


Yusukeさんの起業の原点

Senna: Yusukeさん、今日はお時間をいただきありがとうございます。Frogとして、今後僕たちは日本から北米への進出を検討している起業家をサポートしたいと考えています。そこで既にFrogのメンバーがYusukeさんの企業で重要な役割を果たしていると聞いていますが、その体験について詳しく教えていただければと思い今回インタビューをお願いする事になりました。

Yusuke: はい、既にご存知の通りYuyaさんがCTOとして、そしてFrogコミュニティからはHiroshiさんが営業面で、Namiさんがデザイン面で、またShimodaさんにはデータサイエンティストとして大きく貢献して頂きました。

Senna: 今日はそんなFrogをこれまでどう活用してもらったかという点はもちろんですが、そもそもYusukeさんのこれまでの起業家としての経緯や考えについても、様々聞いていきたいなと思っていますので宜しくお願いします。

Yusuke: はい、よろしくお願いします!

Senna: 早速ですが、元々起業家を目指したキッカケって何だったんですか?

Hiroshi: 僕がお話を聞いた時は、確か大学時代にインターンとして働かれていたサイバーエージェントさんでのコネクションがキッカケだったと伺いました。

Yusuke: そうですね。僕は大学時代サイバーエージェントの内定者インターンという枠で仕事させてもらえる機会を得て、その時から、将来的には起業したいという話はしていたんです。

そしたら一番近い環境であるサイバーエージェントベンチャーズ(現サイバーエージェントキャピタル)に入れて頂けることになったというのが、大まかなキッカケかなと思います。

Senna: 起業を志す事になったのもその時期ですか?

Yusuke: 志したということなら、僕は高校生の時には既に起業家になりたいと思ってたんですよね。

Senna: むちゃくちゃ早いですね!

Yusuke: 僕が初めてまともに本を読んだのが、高校一年生の時に読んだ京セラの稲盛さんの本だったんです。高校に入って「これからの人生、何をしたらいいかわからないな…」という悩みにぶつかっていた時、父からその本を渡されました。この時から、主体的に人生を切り開く起業家という生き方に憧れ始めました。

Senna: 起業家って皆、そういった強い原体験のようなものを持っていますよね。僕の場合、本田宗一郎の『スピードに生きる』を読んだのがキッカケでした。

Yusuke: 本当ですよね。僕は大学時代にシアトルに留学した経験から「起業するなら必ずアメリカだ」と心に決めていました。留学中には、多くの移民起業家たちと出会い、彼らの話を聞くことで、自分もアメリカでビジネスを立ち上げたいという確信を持つようになりました。

アメリカで起業する事になった思い

Senna: 大学時点で既にサイバーエージェントベンチャーキャピタルからの内定を得たというお話でしたが、最終的にはその道を選ばなかったんですよね?

Yusuke: はい、シアトルでの留学中に抱いた「アメリカで起業する」という非常に強い思いは、内定を受けた後も変わることはありませんでしたね。

Senna: でも実際には20歳そこそこの年齢で何のバックボーンも無い状態からアメリカ挑戦するより、「一旦日本で働いてから」って考えるのが、どちらかと言えば普通じゃないかなと思うんですが、いきなりアメリカに渡ったのはどうしてですか?

Yusuke: 日本で働くことも考えましたが、サイバーエージェントさんでインターンさせてもらう中で、同世代や僕より若い起業家さん達がアメリカで挑戦している様子を目の当たりにし「一旦2,3年東京で働く」ことに疑問をもつようになりました。結局言語もネットワークも全然違うじゃないですか。

Senna: 本当にそれは間違いないですね。全てゼロベースから始める事になりますもんね。

Yusuke: その時Kiyoさん (シリコンバレー界隈で有名な日本人連続起業家、小林清剛さん) がブログ記事を書かれていて、彼は「SF (サンフランシスコ) で起業したい場合、日本での成功体験やネットワークには何の意味も無い」という趣旨のことを仰っていました。結局の所アメリカでの試行回数を増やす事が成功への近道だという考えに感銘を受けましたね。

Senna: なるほど、それで日本で働くという選択肢であったサイバーエージェントさんの内定を辞退するに至ったという事ですね。

アメリカでの最初の起業と反省

Senna: サンフランシスコで会社を立ち上げる際、何の人脈もないところからスタートしたとのことですが、その過程で出会った障害はどのように乗り越えていったんですか?

Yusuke: 当初は知り合いがほとんどおらず、全て自分で調べながら進めていきましたね。恐らく当時周りに居た起業家達も皆そうだったんじゃないかと思います。今では徐々に日本人起業家コミュニティが形成されてきたので、当時と比べるとかなり人脈づくりの環境は整ってきていると思います。

Senna: 初めはアメリカでホテルの空き部屋を改装し、カプセルホテルを提供するサービス『Pod Room』を事業として運営されていたと思うんですが、人材探し・ネットワーキング・資金調達など、起業家としてのタスクはどのようにこなしていったんですか?

Yusuke: やったこととしては割とシンプルですね。本当に知り合いがいない中でのスタートでしたが、地道にネットワーキングをし、一人ずつ信頼できる人々との関係を築いていきました。資金調達に関して言えば、ビジネスがある程度形になったと感じたタイミングで投資家を探し、幸いにも出資を受けることができました。

Senna: 現在は一つの目の事業は閉鎖され、2つ目の事業に取り組まれているかと思いますが、当初を振り返って反省や後悔のようなものはありますか?

Yusuke: 法律周りの知識が不足していた点ですね。外国人としてアメリカでビジネスをする際の法律的なハードルは予想以上に高く、それが結構なボトルネックになりました。

Senna: 法律周りの課題は特に外国人起業家にとって難しいポイントですよね。

Yusuke: はい、その時25か26歳だったので、求められるレベルと自分のスキルのギャップを感じました。特にロビー活動や、戦略の立て方などに関する経験が足りてませんでした。

Senna: 起業にあたっての難易度や、適切なフィールド選びの重要性についても感じるところがあったのではないでしょうか?

Yusuke: そうですね。正直、自分が手を出したビジネスの難易度を正確に理解できていなかったように感じます。適切なコミュニティやネットワークがあれば解決できた問題も多かったかもしれません。

Senna: そういった経験を踏まえて、今後に活かしていきたい点はありますか?

Yusuke: 今は、自分がどんなゲームに参加しているのか、そのルールをしっかりと理解し、適切な準備をすることの重要性を感じています。また、一人で全てを解決しようとせず、必要な時には周りからのサポートを積極的に求めるようにしています。

新たなる挑戦『Frost』事業化までの経緯

Senna: そこから新たな挑戦としてFrostを立ち上げるわけですが、そこに至った流れを教えていただけますか?

Yusuke: もちろんです!実は、新しい事業を始める前に、パートナーを見つけることから始めたんです。それまでは基本単独で事業を進めてきましたが、今回は経験豊富な人と一緒にやることで成功の確率を高めたいと思っていました。

Senna: そのパートナーを見つける過程はどのようなものでしたか?

Yusuke: そこはSennaさんも詳しいんじゃないかと思いますが、サンフランシスコの起業家仲間やKiyoさんから「優秀なエンジニアが現在の仕事を退職し、次の活動を模索している」という話を聞いたので、その人の連絡先を紹介して頂きました。それがYuyaさんなんですが、初めて話した際に彼のビジョンや働き方に共感し、一緒に仕事をすることになりました。

Senna: Yuyaさんとはその頃毎週のように酒を酌み交わしていたので、その辺のお話は昨日のことのように覚えています。

Hiroshi: 確かYusukeさんがYuyaさんのことを知った時、鬼のフットワークで飛行機に乗ってもう翌日にはバンクーバーにいた、みたいな話を聞いたことがあります。(笑)

Yusuke: そうですね。実際にはZoomで初めて話をした後、直接会うためにその時滞在していたニューヨークから飛んで行きました。対面で話し合い、お互いの価値観や目指す方向性を確認した上で、一緒に事業を進めることにしました。

Senna: わざわざニューヨークからバンクーバーへ…かなり積極的なアプローチですね。その後Yuyaさんと一緒に立ち上げたのがFrostだったわけですが、事業を作るまでの流れとか、可能な範囲で教えていただけますか?

Yusuke: もちろんです。そもそも最初から事業案があってYuyaさんに入ってもらったわけじゃないんですよね。自分自身も以前やっていた事業を手放したところだったので、新しいことを一緒に始めてくれるパートナーを探していたんです。

Senna: やりたい事業が先にあったわけではなく、パートナー探しから初めたわけですね。そこで白羽の矢が立ったのがYuyaさんという事ですか?

Yusuke: その通りです。

100万ドル(約1億5000万円)の調達を行った時の写真

Senna: パートナーが居る事の大切さって何ですかね?スキルに違いがある点でしょうか?僕は今までFounder1人体制でずっとやってきたので気になります。

Yusuke: スキルに関する要素も大きいと思いますが、やっぱりオーナーシップを持って事業について本気で一緒に考えてくれる人がいるという点が本当に大きいですね。当然スピード感も違ってきます。

Senna: Yuyaさんと1年半一緒にやってきて、事前のイメージとの差などはありましたか?

Yusuke: いえ、その辺のギャップ等は一切なく、大変満足しています。最高に楽しいですね。一緒に事業の方向性を固め、スピード感を持って事業を推進できています。互いに補完し合う関係が、最高のパフォーマンスを引き出せている感覚があります。もしかしたらSennaさんも感じているかもしれませんが、Yuyaさんご自身も、エンジニアから起業家に変わってきている気がします。

Senna: 確かに以前のYuyaさんと話す話題は、技術やIC (Individual Contributor, 役職のない人) としての話が多かった気がしますが、最近は営業の話とか、会社の方針の話を耳にすることが増えたように思います。

Yusuke: Founder, Co-founderってやっぱり基本なんでもやらなくちゃいけないんですよね。Yuyaさんのそういう変化は、一緒にやってる僕としてはやはり嬉しいし、見ていて楽しいですね。僕自身も一緒に変わっていってると思いますし。

Senna: 素晴らしい。プロダクトを作る人から、ビジネスを作る人に切り替わっていってるという事ですね。

Yusuke: 僕らのスタートは事業案ありきでなく、初めに2人が集まって、その上でどういう事業にしていくのかを話し合ったので、余計にそういった変化を感じやすいんだと思います。

Senna: 以前のカプセルホテル事業のように、アイデア主導で人を集めるケースと、今回のように人を先に集めてから事業を考えるケースの2パターンがあるかと感じますが、Yusukeさんの周りの起業家さん達の中では、どちらのケースが多いんですか?

Yusuke: どちらのタイプも存在しますね。自分の周りを見ても、半々くらいの割合でしょうか。どちらが正解というわけではなく、事業や個人の性質によって最適なアプローチは異なると思います。

Senna: Yusukeさん的にはどちらの事業の進め方が適切だったかについての感想はありますか?

Yusuke: 個人的には断然後者ですね。どんな人と組むかによって、アウトプットに圧倒的な差が生まれると思います。事業案ファーストだと、事業と人が強く結びついてしまっているので、軌道修正をする時、集まった人には辞めてもらうっていう話が出ちゃうんです。なので僕は、事業はアイデアファーストよりも、組む人ファーストで進めるべきなんじゃないかと考えています。

Frogとの関わり

Senna: さて、そうするとCo-founderも入社して事業も始まり、この辺からFrogとの付き合いも始まったのかなと思います。CTOのYuyaさんのビザ関係やPEOのサポートをFrogでやらせてもらっていて、彼が僕らのコミュニティに所属していたというのもありますが、元々のキッカケはYuyaさんが「FrogからFrostに出資してくれないか?」と声を掛けてくださったことだと思います。

Yusuke: その節はお世話になりました (笑)

Senna: Frogメンバーの1人がCTOを務める企業に出資なんて美しいストーリーはなかなか無いので、Frogとしても光栄でした。その後Yuyaさん経由でFrogメンバーからも数名、Frostさんに人材として採用して頂きましたが、Yusukeさんの立場から見てFrogがどんなところでお役に立てたのか、改めてお伺いしても良いですか?

Yusuke: もちろんです。Frogさんには同じ西海岸にあるTechコミュニティとして、その存在は本当にありがたいです。FrogさんからだとHiroshiさんをはじめ、デザイナーとしてNamiさん、データサイエンティストとしてShimodaさんにはAI関連を担当してもらっています。皆さんFrogのコミュニティに居た方々です。

Senna: Frost自身でも採用活動も行っており、数百名近くの応募があったとYuyaさんから聞きました。そんな中でもFrogのコミュニティから多くの方をFrostに採用いただいているのはどうしてですか?

Yusuke: 理由はシンプルで、人材の質が高いからですね。もちろんFrogの方全員と喋ったわけではありませんが、少なくともFrog経由で僕が関わる人はかなりフィルタリングされている感覚があります。例えばHiroshiさんと最初にお話させて頂いた時も「この人絶対大丈夫な人だ」って直感で分かったんですよね。リクルーティングサイトから応募してきた人のヒット率とは比べ物にならないと思います。

Senna: 確か、パートタイムか何かのポジションに800件くらい応募がきたみたいなお話でしたよね。

Yusuke: そうなんですよ。Yuyaさん主導でやってくれてたんですが、こんな膨大な数のフィルタリングってちょっと無理ですよね。Frogを通して来る方々はスキルだけでなく、人柄も含めたリファレンスも取りやすいという点は非常に大きいと感じています。

Senna: Frogを通してカナダに来る人達というのは、その全員が一度は僕らの面談やカウンセリングを経由している人達ですしね。人柄という観点だと「変な人」は本当にいませんね。

Yusuke: 同じコミュニティにいた人というメリットは随所で感じています。例えばHiroshiさんの話はYuyaさんから「人柄が本当に良い」という話を先に聞けていたので、何も情報が無い所から人を集めるのに比べて安心材料は非常に多いと感じています。

Senna: 初めから意図していた流れではありませんが、Yuyaさんから「Frogのこういう人と仕事するかもしれない」と僕に相談があると「ああ、この人はこういう人で~」という話が採用前の段階から出来るので、ある種のバックグラウンドチェックが既に完了している人材プールとして機能しているのかもしれませんね。

Yusuke: あと恐らくなんですが、日本から北米に挑戦する人って、一定の水準を超えている人がやっぱり多いと思うんですよ。スキル的な意味だけじゃなくて、人間性なり積極性なり、何か主体的にリスクとってやってきてる人達じゃないですか。

Hiroshi: それは僕もこのコミュニティにいる一員として強く感じる部分ですね。Frogに居る人達は本当に、クレイジーなレベルで意識が高く、コミュニケーション力も高い人が多いと思うんですよね。以前、Frogのチームでとある開発案件にアサインして頂いた時にそれを特に強く感じました。

Senna: そうだったんですね。16年もカナダに居て、北米に来られる人達に囲まれて生きて来たので、正直その感覚は麻痺しているかもしれません (笑)

Yusuke: そういった方々とスタートアップとって相性良いと思うんですよね。受け身に回らず、主体性を持った人が多いという点を、Frogと関わってから感じています。

Senna: なるほど、それは嬉しいコメントですね!それ以外に何かメリットに感じてくださっている事はありますか?

Yusuke: やや軽視されがちですが、バンクーバーとサンフランシスコが同じタイムゾーンにあることはかなり大きなメリットだと思います。アジア圏に居る人だと、連絡に対する返事はどうしても翌日とかになっちゃうので、スピード感が重視されるスタートアップでは得に重要な点だと思います。

Senna: そうすると、例えば今からコアメンバーをもう一人加えるとなった時、17時間の時差がある日本からというのは、選択肢としてはあまり現実的ではありませんかね?

Yusuke: そうですね。もちろん業務の内容次第だとは思いますが、やはり近いタイムゾーンに位置しているに越したことはありませんね。

これからアメリカで起業する方へアドバイス

Senna: そろそろ最後になりますが、アメリカで起業を目指す人たちへのアドバイスはありますか?

Yusuke: 最初のステップを踏み出すハードルは、過去10年で確実に下がってきています。特にアメリカでは、日本人起業家向けのコミュニティが形成されており、情報やサポートが手に入りやすくなっています。

起業するにあたって、どういうフェーズでに誰に話を聞けばよいのか、どこへ行けば良いのかなどの情報が、10年前と比べると格段と手に入りやすくなっています。興味があるという人にはぜひ挑戦してみて欲しいですね。

Senna: HiroshiさんはYusukeさんと仕事する中で何か印象に残ってる事などありますか?

Hiroshi: 印象に残っているエピソードが一つありますね。Yusukeさんが『Pod Room』を運営されている中で、インドに視察に行った際、ライバル企業の社長さんやエグゼクティブにガンガン会っていたという話です。

Yusuke: あったねー。競合さんとかは結構社長出てきてくれました。

Hiroshi: 競合の社長とアポイントを取るなんて「え、どうやるの?」って普通思うじゃないですか。でもYusukeさんがされていたことって至ってシンプルで、LinkedInを通してアプローチしまくっていたっていうだけなんですよね。Yusukeさんはそういう地道なことを当たり前にしてますけど、そういう選択肢がそもそも頭に無い人って結構多いんじゃないかなと思うんですよね。

Yusuke: そういうのって意外と返事くれますからね (笑) 皆返事なんかくれるわけないだろって思ってますけど、100人送れば1人くらいは返事くれますよ。

Senna: そこがすごいですよね。僕たぶん10社送って返信こなかったら泣いてる自信ありますもん…。まだまだ同じ起業家と言えどもYusukeさんから学ぶ事が多いので、引き続きFrogをよろしくお願いします!今日はお時間頂きありがとうございました!

Yusuke: こちらこそありがとうございました!


Frogでは異例のインタビューとなったYusukeさんの起業までの経緯とFrogとの繋がりについて皆様いかがでしたでしょう。

普段はエンジニアやデザイナー、ICポジションの皆様へインタビューすることが殆どですが、こうしてサンフランシスコで活躍する起業家とも物理的距離が近く時差が同じですぐ会いに行けるというのもカナダの西海岸の魅力の一つかもしれませんね。

カナダは元々アメリカで知られる多くのTech企業の開発拠点として知られており、トロント、モントリオール、バンクーバー、オタワは、特にテック人材のプールで注目されています。トロントでは2016年から2021年の間にテックポジションが44%増加し、バンクーバーでは同期間でテック人材人口が63%も増加しました。Google、Meta、Amazonなどの企業がカナダで積極的に拡大し、国をテック人材獲得の次の大きな目的地として注目されています。

The Biggest Tech Talent Hubs in the U.S. and Canada

中国やインドなど、他のアジア圏もこのアメリカとカナダの立地関係には既に注目しつつあり、カナダ政府もBCPNP TechやGlobal Talent Streamなどのビザ面からの施策を次々と講じており、アメリカで起業しカナダで人材獲得を図るという流れは今後さらに一般化する流れとなるでしょう。

今回取り上げさせて頂いたYusukeさんのように、Frogは今後も多くのエンジニアやデザイナーのコミュニティとして規模を拡大し続け、エンジニアのみならず起業家の皆様に対しても多くの選択肢を提案できるよう頑張って行ければと思います!

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