インタビュー:青学中退からカナダのIT名門大学「BCIT」に在学中のふーみん
※2018年時点でのインタビュー記事(卒業後)も併せてご一読ください
Frogを利用して専門留学をしている人に、これまでの経歴やバンクーバーに滞在中のエピソードなどをインタビュー!第一弾はBCITに通うふーみん!甘いマスクの裏に秘められた熱い思いとは!?
経歴
―― バンクーバーに留学するまでの経歴を教えてください。
大学の春休み中に1か月間ラスベガスに語学留学したんです。初めて長期で海外に滞在したので、そこで日本との文化の違いが見えてきて。
―― ラスベガスを選んだ理由っていうのは?
昔から人と接するのが好きで、接客などのホスピタリティを考えるのも好きで。ホテルマンってかっこいいよなーと漠然と思ってはいたんですけど、日本のホテルマンって給料安いし待遇がよくないことも多いと聞いて。そこで「ホテルといえばラスベガス!」ってことで、ラスベガスについて調べていると、そこの学校にはにはカジノ学科やホテル学科、経営系の学科といった個性的なものが多くあって。「これはラスベガスだな」ってw
それで高校の時にラスベガスに留学を決意したんです。高校の進路相談なんかで担任の先生にそれを話すと、衝撃だったんでしょうね。担任が学校に母親を呼び出しちゃったんですw 「おたくの息子さん、ラスベガスのホテルに就職したいって言ってるんですけど…」ってw 「だめだこいつ」って思われたんでしょうねw 母は別に気にしてませんでしたが、父は「は?海外?」って感じでした。
結局親には「日本でここまで勉強してきたんだから、日本の大学は行っとけ」って言われてとりあえず入学しました。それで、大学在学中に語学学校だけでもと思ってラスベガスへ。日本のおもてなし精神と、海外ホスピタリティの違いを知れたいい経験でした。ただ、やはり待遇など気になる点も多く、就職を考えたら趣味だったコンピューター系をのばそうって思ったんです。
―― それで日本の情報系の大学に通われたんですね。
はい。ただ、そこではプログラミングなんかはしていたんですが、デザイン系はあまり教えてなかったんですよね。芸術分野やデザインにも興味があったので、だんだんWebデザインを学びたいなと思うようになって。それで、「今の学校はなんか違うなー」って思ってやめちゃいました。
でも調べていると日本の情報系の大学ってどうしても機械系に流れちゃって、Webデザイン系が強化できないみたいで。かと言って美大やデザイン系の専門学校は学費が高いし、「じゃあ留学して海外の学校に行っても変わらないんじゃね?」って単純に思ったんですw
―― 留学を決意したわけですが、まずはどんなアクションをとったんですか?
Webのことを調べている時にセナさんが運営している「バンクーバーのうぇぶ屋」というブログに出会ったんです。最初は普通に参考になるなーって見てたんですけど、サイトに「留学相談」という項目があって、「ラッキー!聞いてみよ!」ってw
―― さっそくセナに留学相談してみたんですね。
はい。日本の学校って資料とか簡単に手に入るし、事情がわかりやすいんですけど、海外の学校はなかなか情報が掴みづらくて。検索したけど、情報が少ないんですよね。学校の名前はわかっても、詳細がよくわからない。セナさんに相談してみると、バンクーバーにある各学校のカリキュラムの細かい内容が聞けて本当によかったです。
僕、大学やめちゃったし、社会にもでたことないじゃないですか?このままだと日本での就職は難しいなって。なので、海外でインターンなりなんなりでスキルと実務経験が欲しかったんです。セナさんに相談したらインターン制度も兼ね備えた学校があるし、バンクーバーにはWebとかIT系の学校も豊富だと知って。
―― それでバンクーバーに留学を決めた、と。
一応他の英語圏の国についても調べました。イギリスは物価が高くて無理かなって…。アメリカはビザの取得が難しそうで、セナさんにカナダのビザの制度を聞くと、アメリカよりも先につながるなって確信したんです。まぁ、やっぱりセナさんみたいなWeb系の学校に精通した人がいたっていうのが大きかったですね。あとはラスベガスに語学学校した経験もあって、個人的に北米がよかったのかもしれません。
英語について
―― 英語面についてはどうですか?
学生時代はまじめに勉強していたので、受験英語はできていたと思います。ただやはりスピーキングは苦手で。そこはラスベガスに語学留学中に強化しました。日本人は他の国の人に比べて、文法はあきらかに優れていると思うので、あとはしゃべるだけですよね。ここはほんと、友達を作って遊んで慣れるしかないです!
他にも高校卒業してからは、ずっと海外に行ってみたいなとは思ってたので、市販のテキストなんかで独学してました。
学校について
―― 実際にバンクーバーの学校に通い始めて、英語面で苦労したことはありますか?
大変なときもありますね。例えばデザインのコンセプトなど、日本語でも慣れていないと説明に困る会話などは、急に聞かれるとつまったりしました。でもだからと言って「こいつ何しゃべってんだ」なんて雰囲気にはなりません。僕の母国語が英語じゃないことは相手もわかっているので、たとえ言葉につまっても待ってくれますし、僕も気にしないようになりました。授業も思ってたよりはハイスピードで進みませんし。
―― では学校の専門的な授業でついていくのに大変だったりしますか?
専門性に関しては、僕は大学で習ってましたし、自分で独学もしていたというバックグランドもあったので、特に問題はありませんでした。たとえついていくのが大変だとしても、元々好きでやっていることだから、苦には感じないかな?
もちろんついていけてないんじゃないかなって感じのクラスメイトもいます。現地の人で、英語がまったく問題ないのに、授業内容をわかってない人だっています。そこは出身地だとか母国語が何だとかって関係ないんですよね。だからこそ、外国人である僕でも戦えるんだと思います。
―― BCITに通ってよかったことは何ですか?
僕が通っているのは就職のためのビジネスコースなので、それぞれの課題が実務に直結するような、実務に近い状態で学べるのが本当にいいと思います。確実に将来就職してから使えるっていうのが見えるから、苦にならないですね。
―― 逆にBCITの不満点はありますか?
インストラクターによって雰囲気がかわっちゃうところですかね…。当たり外れがあるというか。ここはしょうがないところだと思うんですけど。ただ、学校に行って、学校で完結しようとは思わない方がいいですね。先生とか学校の授業に頼らず、自分で独学したり、ブラッシュアップしていく努力をしないと、どこの学校に行っても同じだと思います。
―― では学校の課題以外にもなにかやってるんですか?
オンラインスクールのlynda.comや、日本のWeb系ブログはよく見て勉強しています。最近は英文を読むことが苦ではないので、英語でも頻繁に調べるようになりました。情報収集がメインですかね。あとは映像系も好きなので、僕の住んでいるFrogハウスのプロモーションビデオなんかも作ってますよ!
今後について
―― これからの予定を教えてください。
BCITを卒業したら、卒業時に申請できるポストグラディエイトビザで1年間インターンとして就労経験を積む予定です。その後もワーキングホリデービザなどを利用して、なるべく長期で経験をつみたいですね。カナダ移民も視野にいれていますが、日本のほうが動きやすい面もありますし、Web制作を考えたらカナダの方がいいかなとも思うので、まだ先はわかりませんが、なるべく将来の選択肢を増やそうと思います。
―― これから留学を考えている皆さんにメッセージをお願いします!
ためらうことが無い方がいいなー
時間もったいないし!
―― ありがとうございました!
バンクーバーの現地の人なら誰でも知っている、IT系の名門校、BCIT。そのビジネスコースに通うならそれなりの苦労があるかと思いましたが、やはり入学前から継続している独学が功を奏し、大変ながらも充実した留学生活を送っているようですね。
Frogでは在学中のカリキュラムはもちろん、卒業後のことも視野に入れ、公立のBCITのような学校もおすすめしています。とは言え一人ひとり事情は異なりますし、まずは無料留学相談してくださいね!
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