Frogでは毎週多くのクリエイターに集まって頂き、情報交換やスキルトレード等を行っているのですが、一年程前に留学相談に来られ、つい数ヶ月前にバンクーバーへ留学されたSoraさんというクリエイターの方が通われていた語学学校『ILSC』が、非常にユニークでしたのでここでもご紹介させて頂ければと思います。

また、Soraさん自身もまた、ご自分のブログでこの学校についての貴重な体験記を書かれています。学費や期間、勉強したことそうじゃないこと、色々書かれていますので、是非覗いてみてください！

バンクーバーの語学学校に3ヶ月間通ってみて、やったこと出来たこと。

Frogでは、基本的にはWEB関連の専門学校を中心にご紹介しているため、今回は語学学校という異例のご紹介となるのですが、各学校に関する情報も今後どんどん記事としてご報告して行ければと思いますので、楽しみにしていてください！

『ILSC』のIntermediate（中級）クラス以上で受講出来るWEBデザインコースについて

This course is designed to develop students’ English language skills through the study of e-business and web design. The course develops English reading, writing, listening and speaking skills through the subject of e-business and web design. Students will read and listen to current articles, news stories and videos on e-business; develop writing and speaking skills through group work to create a sample business plan, critique e-businesses and their websites, and expand their vocabulary. In addition to developing all 4 language skills, students get the opportunity to learn the basics of web design.

WEBデザインコースの正式名称はE-Business & Web Design。上記はその説明文となりますが、厳密にはウェブサイトを作るというよりは、E-Business（オンラインビジネス）の観点でウェブサイトの仕組みやデザイン、それに付随していく動画やイメージなどのメディアを指摘・議論していく過程で英語力をアップさせるクラスということです。その為のウェブデザインの基礎知識は授業で習いますが、専門的にウェブデザインを学習するというコースではないという事ですね。

ILSCはあくまで「語学学校」ですので、Webにしろ広告にしろ映像制作にしろ、その分野を学ぶというわけではなく、それを通して実践的に英語のレベルをアップさせるというのが選択科目の大目的です。（これら授業は選択科目のカテゴリとしては「ビジネスイングリッシュ」に分類されています）

WEB関連の英単語を学ぶ登竜門としてお薦めかも

クリエイターとしてのバンクーバーでの活動を考えると、私達外国人はもちろん専門的なスキルを教える専門学校や州立の大学を狙うのが最も有効な道ではあります。
それは、単にスキルの向上という点以上に、私達外国人は常に意識しておかなければならない『働ける期間』。専門学校や州立の大学を卒業すると、その点優遇される場合があるからというのが最も大きな理由です。

ですが、Soraさんのように日本で既にWEB制作者としての経験があり、卒業後の働く手段としてワーキングホリデービザを残しておき、始めの数ヶ月を語学学校で英語力だけを伸ばそうとする方は意外と多いので、もしWEBデザイナーとしての語学力を少しでも伸ばしたいという方には、ILSCという選択肢は良いかもしれませんね！

↑ Soraさんが学校で作成された名刺（アニメーションはご自身で作成）