インタビュー:インターンシップ・プログラムが大人気の「ITD」に在学中のChan_gami
Frogを利用して専門留学をしている人にインタビュー!第二弾!今回はITDに通う、Androidとポケモンを愛してやまないデベロッパー、Chan_gamiにお話を聞いてみました!
経歴
―― バンクーバーに留学するまでの経歴を教えてください。
僕、物理の教員になりたかったんです。大学で教育実習を申し込んでいたんですけど、学部長から「お前の成績じゃだめだ」と言われ、クズがたたって留年してしまったんですよね…。教員になることしか考えていなかったので、「ああ、もう人生終わったな」って。
―― そこからプログラマーに転向したきっかけというのは?
実は中学の時にHTMLブームが起こってたんですね。みんな自分のサイトを作りたがる時期で、自分ももれなくHTMLを勉強して簡単なサイトを作ってみたりして。それが楽しかったなーというのはずっと覚えていたので、大学でもプログラミングの講義をとってみたんです。そこで一番楽しかったのがJavaでした。HTMLから突然Javaに入ったのに、すっと頭に入ってきて、そんなJavaが一番面白かったんです。この時ちょうどJavaをベースに使っているAndroidが流行りだしていたので、どんどんはまっていったんですよ!
プログラミング楽しい!って思ってる時期が丁度就活しなきゃいけない時で、これはIT業界だなーと。それで就活したら採用してもらえたので、プログラマーとして3年弱働きました。
―― 留学のきっかけを教えてください。
中学のときに家族でアメリカに旅行に行って、いつか海外に行きたいなーって、ふわっと考えてはいたんでしょうね。でも
「(まぁどうせ死ぬまでやらないだろうけど、できれば)いつか行きたい」
というレベルで、カッコ付きの願望でしたw
それが、働き出してから現実的になる出来事があったんです。ある日、就業中に会社の電話がなって、受けた人が「この中で英語の分かる人いますか?」って急に全員に聞いたんですけど、誰も答えられる人がいなくて。それってだせーなって思ったんですよね。自分の中ではそれが着火ポイントでしたね。
で、「海外に行こう!でもどうやったら行けるんだろ?」って思っていろいろ準備を始めました。
―― 準備というのは、具体的には何をされましたか?
まずは情報収集ですね。ビザや予算について調べたり。友人がカリフォルニアに行っていたので、「海外で働くにはどうしたらいい?」って相談したり。友人からは「留学エージェントに相談して、有給インターンとかしてみたら?」と教えてもらったので、留学エージェントにも相談してみました。でもその留学エージェントの方達がIT系は専門外で、全然ネットワークも知識もなかったんでしょうね。いかんせんレスポンスが遅くて。
そんな時にセナさんのセミナーが東京であったんです。あてにしてた留学エージェントも動かないし、元々セナさんのファンでしたし、相談できるんだったらとりあえず行ってみようって。で、相談してみたら結構ポンポン決まって、トントン拍子に準備が進んだんです。
―― 行き先の国はすでに決めていたんですか?
英語圏ということしか決めていませんでしたが、セナさんに相談してバンクーバーに決めました。最初はアメリカも調べていましたが、ビザがやっぱ難しいみたいで…。働くということを考えたらカナダかなーと。
英語について
―― 英語面についてはどうですか?
英語は日本ではまったくできませんでした。バンクーバーに行くまで、まったく勉強もしませんでしたね。ただ、リスニングは学校の勉強で自信がありました。モバイル系が好きで、Google I/OやWWDC等のカンファレンスは生中継を英語で聞いていました。好きだから無理なく聞けましたし、リスニングはコンプレックスに思いませんでした。
――バンクーバーについてすぐに、語学学校に通われたんですよね?
Able English Studiesという語学学校に1ヶ月ほど通いました。この学校は少し特殊で、生徒は日本人ばかりですし、文法の先生も日本人です。でも、僕にとってはかえってそれがよかったんですよね。最初から英語で英語の勉強が怖かったというか…。それに突然「関係代名詞」「過去分詞」といった文法用語を英語でポンポン出されるとついていけないんですよね。そこを日本語で補完できてよかったです。外で出会った英語の疑問点を、すぐ次の日に母国語でこまかいニュアンスの違いまで教えてもらえるのも助かりました。
―― 到着してすぐは不安だらけですしね。
そう、不安だらけ!僕は初日から心折れちゃいましたしw バンクーバーの空港について、入国審査の時、アメフト選手みたいなイカツイ審査官に英語連発されて、「めっちゃ怖い!」「うーわ、死ぬ」ってw それでもまぁ、なんとかなるもんです。これから海外に行こうっていう人には、「入国審査でビビるな!」ってことを言いたいですね!
その後なんとかホームステイ先に辿り着いたわけですけど、最初の一ヶ月はどこにも行きたくなかったし、誰とも話したくなかったです。ただ、学校に行かなきゃいけないというのがあったので、それに救われましたね。学校がなかったら、絶対引きこもってましたしw
それから、語学留学をしている人の中にたまにいるんですが、英語の勉強のためだからと言って日本人を避けるのはやめたほうがいいです!特に不安でいっぱいな留学当初は、日本人の知り合いを作るのは情報源として貴重ですし。日本人とつるまないっていうのではなくて、他の国の人と話す機会を増やせばいいんですよ。不安な海外生活も、一ヶ月すれば慣れるもんです。みんな最初はそうだから、大丈夫!そこからは楽しいばかり!僕は今も元気に生きてます。
専門学校について
――専門学校はどうやって決めましたか?
セナさんに相談したときに、このままだと英語面でまだ不安な部分があるということで、語学学校も兼ね備えているWebの専門学校、ITDに通うことに決めました。ここは一年の専門コースに申し込むと、3ヶ月の英語授業が無料でついてくるんです!英語の授業だけ選択してもいいですし、午前中は英語・午後は専門授業という具合で、自分で授業をカスタマイズできるところが魅力的ですね。僕の場合は2014年の10月にバンクーバー入りして、10月に前述のAble、11・12月はITDの英語授業、1月からは英語授業と専門授業を組み合わせて受講中です。
ITDの英語授業はスピーキングの機会がとにかく多いんです。スピーキングを伸ばしたい人にはおすすめですね!正直無料でついてくる英語授業ということで、あまり期待はしていなかったんですけど、全然タダという感じがしなくって、レベルも高くて満足しています。ITDでは英語授業の後にWeb系の専門授業を受講する人も多いので、そういった生徒が多い場合は、Webや仕事に関する英語も教えてくれます。
――英語授業の他にITDに通ってよかったことはありますか?
ITDはまだできて間もない学校なんです。印象としては中小企業みたいなところがありますね。だからこそ、フットワークが軽いというか、柔軟というか。自分の要望を伝えれば、それを受け入れてもらえる。「こんなことしたいんですけどー」って日本人カウンセラーや校長に直接言ったら、普通に実現しますw
あ、実際に今度、僕登壇で勉強会をするんですよ!Web初心者で、授業についていけてないかなーという人向けの補習授業といったところですかね。少人数だからこそできることですよね。こういうところが魅力的だと思います。
―― 逆にITDの不満点はありますか?
さっきの話でもでましたけど、クラスによってレベル差があることですかね…。Webの知識がまったくない人もいれば、すでにバリバリの経験者で、インターンシップ目当てで入学する人もいます。僕も後者に当てはまるんですけど、やはりこれからWebを学ぼうっていう人と差ができて当然です。今はクラス全員が経験者なので、授業のレベルもかなり高いです。始まってまだ一ヶ月もたっていないんですけど、みんな「え?もうこんなこと始めちゃうの?まあわかるけど」といった感じでw 逆に初心者ばかりのクラスだと、授業もゆっくり進むでしょうし。学校標準みたいなのがないのが不満といえば不満かな。
―― 授業についていくのは大変でしたか?
授業内容については経験があったので困りませんでした。英語面も、自分の好きな分野ですし、楽しいから困らないかな?ただ自分で何か説明する時につまったり、うまく言えなかったり、というのはあります。そんな時はわかる単語を連発して回避しています。相手も理解しようとしてくれますし。
今後について
―― これからの予定を教えてください。
今は学校の授業があって、実際にフルタイムで働けるのは来年からなんですけど、今のうちから企業にアプローチしていって、インターン先を探したいと思っています。パートタイムで試してもらったりできたらなって。夢はMozillaで働くことです!ワーキングホリデーもまだ残っていますし、学校を卒業したらインターンシップとして就労ビザもあるので、できるだけ長く就労経験を積みたいですね。カナダに永住もしたいです。
―― これから留学を考えている皆さんにメッセージをお願いします!
「(まぁどうせ、死ぬまでやらないだろうけど、できれば)〜したい」
っていう、カッコはもう消しましょう!したいならしよう!カッコを盾にして逃げるな!
―― ありがとうございました!
専門的なことを学びながら、英語の授業も受講できるITD。コースを履修した後はインターンシップ・プログラムで現地での就労期間を得られます!Chan_gami氏のように熱い思いを持って留学を考えてる方は、まずお気軽に無料留学相談してください!
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