新型コロナウィルスからくる入国規制や、ワーキングホリデーにおける制度変更について
今回のカナダ政府が発表いたしました外国人の入国規制について、多くのお問い合わせを頂いておりますので、ここに弊社の今後の対応やよくあるご質問に関する現時点での回答を掲載させていただきます。
経緯について
2020年3月16日早朝のカナダ政府の会見において、コロナ拡大を防ぐ目的の上で外国人の入国規制が発表されました。
これにより規制中の外国人(定住者の家族、永住権保持者、外交官、航空関係者、米国人は除く)は、空港や国境からの渡航を規制される事となります。
入国規制中の渡航予定の皆様における対応について
現状カナダ政府から、入国規制の解除予定は未定との事もあり、まず直近の渡航(2020年4月〜6月を想定)をご予定の皆様へは留学のリスケジュールのご提案をさせて頂いております。
弊社利用者の中には現地企業就職、学校入学などを検討中の方が多く、春先の渡航を検討していた方も多い中大変恐縮ですが、こちら各現地企業や学校によって異なる対応を取っている事もあり、弊社から個別に渡航予定者の皆様へご連絡をさせて頂いている最中ではございますが、お急ぎの方は留学相談中の担当者へご連絡を頂き、今後の対応を各企業、学校ごとにご相談させていただければと考えております。
よくあるご質問
- 現地企業の様子はどうですか?
- 現状、弊社経由で現地就職された方の多くの方は在宅勤務という形を取っており、各企業によって対応は異なりますが、通常通り営業されている企業が多い状況となっております。
- 今年春入学予定でしたが、学校入学日をずらす事は可能ですか?
- こちらは学校により対応が異なります。多くの私立学校の場合は入学日の変更を手数料無しで受け付けているのが現状ではありますが、詳しくは入学予定の学校、コースによって異なりますので、個別にお問い合わせいただければ幸いです。
- 入学キャンセルをする場合、返金対応はされますか?
- 多くの学校で今回のコロナの影響により入学をキャンセルする場合、返金対応に応じるとの回答を得ております。詳しくは入学時のキャンセルポリシーをご覧いただければと思いますが、こちらも学校によって対応が異なる事もありますので、個別にご連絡をいただければ幸いです。
- 既にカナダに渡航しているのですが、学校の授業はどうなりますか?
- こちらも学校によって対応が異なりますので、個別にご相談いただければと思いますが、大半の学校はDigital Classという形でオンラインで授業を受ける事が出来る形を取っております。
- 入国規制はいつ解除されますか?(3/20現在)
- 現時点では6/30までの規制として発表されています。
Orders In Council
- 現時点では6/30までの規制として発表されています。
- 航空券のキャンセルは可能ですか?
- 航空券を購入された代理店、航空会社の対応をご確認ください。 多くの航空会社が無料でのスケジュール変更、キャンセル対応を行っております。
- 既に学生ビザを申請しているのですが渡航は可能ですか?
- 3/20の政府の発表によりますと、既に有効な学生ビザを保持している方の渡航は受け入れる方針の可能性が高いですが、渡航した後の自宅隔離の期間や、そもそも滞在先のホームステイやシェアハウスなどの受け入れが困難な状況ですので、学生ビザの再申請/延長をお勧めしております。
各学校の対応について
以下に弊社でご案内が多い学校の現時点(3月16日現在)での対応を記載致します。
BCIT
現在回答待ち(3/19現在)
CICCC
入校日変更:無料、回数制限無し (推奨)
オンライン授業:日本・カナダ問わず可能(授業はカナダのタイムゾーンとなります。)
返金:通常の返金ポリシーを適用
Langara College
全て未定(3/19現在)
2021年1月開始のコースはオンラインでのコース提供となる予定
今後の動向はLangara公式サイトで発表
VGC
入校日変更:無料、回数制限無し
オンライン授業:カナダ国内外を問わず可能
返金:学校スタート日のタイミングで入国規制があった場合は全額返金
今回の新型コロナウイルスによる入国規制は過去にケースがなく、学校及び移民局の対応も非常に突発的な内容となっております。
皆様の留学を手配させていただいている弊社としては、それぞれの機関の正しい情報収集に努め、出来る限り円滑に皆様のご計画を遂行出来るように対処致します。
カナダ留学に向けて多くの準備と、調整をされてきたことを考えると、今回の規制に伴うプランの変更は簡単なものではなく、非常に心苦しいものですが、皆様のご希望に対応出来るように、精一杯サポートをさせて頂きますので、何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。
ワーキングホリデーの制度利用時にジョブオファーが必要となった件について
現在、SNSを中心にワーキングホリデーの制度変更、及びワーホリ利用者に対しジョブオファーの提示が必要となった件について、議論が交わされております。
現状Frogで勧めている学生ビザからのワーホリ切り替えの方については、そもそもワーホリ利用前に仕事が見つかっている前提での渡航計画を推奨している点から、大きな計画変更へと至ってはおらず、加えてそもそも今回の制度の発表についての政府側の正確な意図について(主にワーホリ制度上の具体的な変更点)続報を待つことが優先されます。
取り急ぎ、現状の渡航計画の変更や弊社からの再提案を希望される方は個別にご連絡を頂きますよう、よろしくお願い致します。
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