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海外就職達成者に見られる特徴を無理やりまとめてみた

さて、親族の結婚式で現在日本から執筆させて貰っているセナです。今年もFrog Advent Calendarの季節がやってきたと思えば、一年なんてあっというまで、人生どんだけ短いんだろうと思い、年末はこれでもかと思う程ダラダラしようと決心を新にこの記事を書いています。というわけで、3日目を担当しますセナです。休暇中なので手抜きと思われないよう、それなりに頑張りますのでよろしくお願いします。

というわけで、2017年は独学に毛が生えたレベルですが統計学を勉強しており、僕の人生設計においては語学、プログラミング、統計の3点における可能性は恐らく無限大だろうと思って手をつけたは良いですが、これ無理って所でストップしてしまい、一般生活で役立つ部分しか勉強しなかったので、今日は統計の話を書くのは辞めておきます。

その代わりと言ってはなんですが、例年通りと言えば例年通り、Frogを続けてきて今年で5年目(だったかな?)。今年版の『海外就活成功者に見られる特徴』的な物でまとめておこうかなと思います。あくまでも数百人に及ぶ海外就職した日本人の事例を見てきた僕の意見でしかないので、参考程度にご覧ください。

1.学校に真面目に通わない人

これは完全に語弊がありますが『学校へ真面目に通う人』とした方が語弊がでかいと判断したので、こんな反抗期的な書き方をさせていただきました。
正直ベースの話ですが「この人学校真面目に行ってるのかな?」という人が最終的に出してくるポートフォリオやGithub、Dribbbleのアカウントで掲載されている作品やコードの方が現場目線で優れている場合が多いようにも感じます。これは経験者よりも未経験者に多いです。

恐らくですが、当然学校は利用する場所なので、学校の良い部分は利用するという意識は皆さん持たれているかと思いますが、やはり「学校の言うことだけを聞く」=「真面目に通う」と変換している人が、若干多いようにも感じます。ハッキリ言いますが学校で良い単位を取れても現地就職は出来ませんし、特にプラスにもならない場合が多いです。先生からのリファレンスを就活の材料にしようと言う人はもちろん学校の課題も頑張るべきですが、全体数や(偏った)割合の話だけで言えば「学校から言われた事をやれる範囲で取り組み、それ以外の時間を自分の好きな言語や技術に当てた人」の方が圧倒的に現地就職まで達成した人の数で言えば上でしょう。

学校の授業の中で自分のやりたい事とリンクしている授業であれば全力で取り組み、就職や自分のスキルに直接関係無い分野の手は抜く。日本でこんなことをすれば不真面目な生徒としてのレッテルを貼られるかもわかりませんが、経った1年しか無いのだから自分に関係無い勉強までしている時間は無いのが正直な見方だと思います。

あと「真面目に通う」というワードが邪魔をしているケースもあるように感じますね、日本だと例えば難易度レベルが5の制作課題を出されて、簡単すぎるから7レベルの制作物を提出すれば「言われたことだけやりなさい」となるという話を聞いた事がありますが、北米圏でそんなことは一切ありません。言われたことだけしか出来ない人に、市場価値があるのかという話でもありますし、ましてや外国人である僕らは、現地のカナダ人と比較されながら就活しなければなりません。
そういった前提がある以上、言われたことだけするという事は、あまり海外就職において功を奏する事が少ないと言わざるを得ないようにも感じます。

なので、決して「学校に反発しろ」とか「課題は一切するな」という話では無く(そんなことをすればリファレンス貰えませんし、卒業出来ません)、『真面目に通う事が就職への近道では無い』という事を肝に命じた方が、現地就職までの道が近くなる人が多いようにも感じている次第で、こう書かせて貰いました。

2.家から出る人(人と会話する人)

これは難しく考える必要は無いのですが、自分の状況、環境下に関する情報は多い方が良いです。可能性と選択肢が広がるためですね。こんなこと誰しもわかりきっている事かとは思いますが、例えば
『技術力をあげるために家にこもる』
これで得られる物は
『独学をベースとした知識と技術』
であるかと思われますが、失う可能性のある物は
『コミュ力』
『コネクション』
『効率的学習方法の発見率』
『業界水準に達しているかの判断力』
『提案力』
『状況共有力』
まぁ、1分で考えただけでも以上のような物でしょうか。何事にも得られる物があれば失う物や機会があります。もちろん家に篭もるなという話では無く、ここで言いたいのは家に篭もるタイミング的な話であって、端的に言えば『情報収集と共有もちゃんとした上で家に篭ろうぜ』って言う事が言いたいわけです。

単純に自分が行きたい会社が何を求めているのか、これは知っていた方が闇雲に勉強をすすめるよりも当然就活のプラスになるでしょう。このためには家にこもるのでは無く、外に出てMeetupやら現地就職者の話やらを聞いた方が早いです。これはFrogの強みでもありますが、Production系の会社へ就職した人、デザインエージェンシーへ就職した人、様々な人達がいますが、そのそれぞれの経緯をいつでも親切に教えて貰う事が出来ます。ここで聞くことが出来る経緯は、情報としては非常に密度の高い物だと思います。

正直に言えば、例えば半年間くらい『就活のポートフォリオ作りのために、家にこもってました!』って人と話をして、絶望する事が何度かありました。ポートフォリオのレベルというより、結局何を強みにしたくて、どういう会社に入りたくて、自分のどこを売りたくて、なぜそれを学んだのかが良くわからないケースです。
逆に、様々なMeetupや現地就職者、彼らのポートフォリオや勉強方法を初めの内に分析して勉強を初めた人には(ある程度)安心感があります。

もちろん中には神様かと思うような技術力やスキルを持った人もいるので、そういう人は逆に好きなだけ家に篭ってとにかく世の中のために書き続けて欲しいと思うような人もいるのですが、大半の人は当然そうではありませんので、まずは自分の現状に関係する情報を集め、自分の今後に対する方針と指針をたて、そこに到達するために頼るべき人、必要な情報を集め実行に移す。こういった道筋が王道となるでしょう。

なので『専門職なので家に引きこもる事が正義』みたいな謎の風習は、こと外国人である以上は一度捨てても良いのかも分かりません。

あと、ついでに…と言いながら大きい事ですが、発表機会にあまり恵まれなかった人達の就活効率は相当悪いようにも感じます。
FrogでもシェアハウスでLT会をしていたり、様々なMeetupを開いて人前で発表する方々が多くいますが、やはり自分の考え方、思考を相手に伝える能力はもちろん、相手が求める物に対しての回答など、これらは訓練しなければ身につく事は無いように思いますし、面接や就職活動時はもちろん、実際に働きだしてからでもそういった能力は必要不可欠な物です。
収集した情報は、積極的に誰かに発信する。これもまた当たり前ですが、現地就職のために必要最低限のスキルの一つです。

以上、とりあえず2つ思いついた物を書かせて貰いましたが、最後に元も子もない事を言えば、これらを全て無視しても就職する事が出来る秀才はやはり存在します。本当に家でコード書いてるだけで注目されたり、能力のキャパが広すぎて学校の課題も完璧だし、自分の成果物に対する取り組みも完璧という、本当に寝てるの?って人だったり…。

なので、最後にもう一つ付け加えさせて貰えるのであれば、やはり自分との会話がうまい人って言うのも、就活に必要な能力の一つなのかもしれません。僕は僕の知る就職事例の中からしか話をする事が出来ないので、この記事を見る皆さんはまた彼らとは違う能力を持っているかもわからないですし、自分の責任は自分でしか取れないので、中には一年間遊んで暮らしても就職出来るすごい人もいるかもしれないですし、そういう意味で僕の話も話半分、参考程度に聞くという心がけも、大事になるかもしれませんね。

それでは、そんな感じで今年のAdvent Calender書かせて貰いました。来年こそは何か技術系か学術的な話がかけるよう、2018年頑張らせて頂きます!

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