あなたの言語で書くTransformer|岩永亮介さん登壇
YAPC::Tokyo 2026のTransformer道場について、登壇者の岩永亮介さんが中身を話します。APIの裏側で文章が生まれる仕組みがテーマです。
APIを叩けば文章は返ってきます。その裏側で何が起きているかを、自分の言葉で説明できる人はまだ少ない。10月24日(土)14時から2時間、その中身を岩永亮介さんにFrogオフィスで話してもらいます。
亮介さんは11月29日、YAPC::Tokyo 2026で「Transformerをあなたの言語で―60分で書くLLM推論、Transformer道場」というハンズオンをやります。好きなプログラミング言語で、1500万パラメータの小さなモデルが文章を出すところまで書くセッションです。モデルの学習は入らず、推論だけです。書く作業の多くはコーディングエージェントに任せ、できたコードを読んで動かして理解するところに時間を使います。この日の会は、その道場の設計と、なぜ自分で書くのかを、本人から先に聞く回です。
開催概要
- 日時: 2026年10月24日(土)14:00〜16:00
- 会場: Frogオフィス(詳しい場所はFrog Slackでご案内します)
- 形式: トーク(YAPC::Tokyo 2026「Transformer道場」に関する発表)
- 登壇: 岩永亮介さん
- 対象: Frogメンバー
- 参加費: 無料
- 申込: ページ下部の参加申し込みフォームより
道場でやること
YAPC当日の60分は、言語を選びません。慣れている言語で書いても、勉強中の言語に挑戦してもいい、と記事にはあります。GPUは不要で、ノートパソコン1台が前提です。言語に依存しないテストと、実装のための設計を用意し、エージェントがコードを書き上げたあとに、読んで動かして質問する時間を取る構成です。動くコードができた時点では、まだ中身を理解したことにはならない。亮介さんは、読むための資料に時間をかけていると書いています。
なぜ自分で書くのか
1年半ほど前、APIの裏側が分からない状態が嫌で、亮介さんはTransformerを勉強し始めました。きっかけの一つがStanfordの講義CS336です。トークナイザの実装から小さなモデルの学習まで、便利なクラスに頼らず、用意されたテストを通しながら作りきるコースです。
CPUのエミュレータを書いたからといって、すぐにCPUを製造できるわけではない。それでも低レベルの仕組みを知っていることは、ソフトウェアを書くときに残る。Transformerも同じで、context windowがなぜ要るのか、cacheがなぜ効くのか、エージェントを組むときにどこへ気を配るか。その勘所が変わる、という話です。道場の資料は、YAPCのあとGitHubで公開される予定です。
登壇者
岩永亮介(Ryosuke Iwanaga)さん。バンクーバー在住で、LayerXのTechnical Product Managerとして、AIプロダクトの設計やプロトタイピングに携わっています。インフラの仕事からソフトウェア開発へ移り、AmazonではS3の開発やSolutions Architectを経験しています。
元記事: YAPC::Tokyo 2026でTransformer道場をやります
こんな方におすすめ
- 普段LLMのAPIは使うけれど、文章がどう生成されるかを自分の言葉で説明したい方
- 講義動画で概要は掴んだうえで、自分で書いて動かして理解したい方
- 11月のYAPC::Tokyo 2026に参加する予定で、道場の中身を先に聞いておきたい方
参加方法
参加をご希望の方は、このページ下部の参加申し込みフォームからお申し込みください。会場の場所や当日の流れは、参加者が固まりしだいFrog Slackでお知らせします。まだFrog Slackに参加していない方には、事務局より別途ご連絡しますので、フォームでその旨をお知らせください。
APIの向こうで何が起きているのかを、道場を作っている本人から聞ける回です。オフィスでお会いできるのを楽しみにしています。
参加申し込み
下記フォームよりお申し込みください。折り返し、確認メールをご登録のメールアドレスにお送りします。
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