Frog Slackで告知のありました「のびしろ会」についてです。「のびしろ会」はFrogが公式に行っているイベントではなく、Frogメンバーが自律的に発足したイベントですが、是非Frogとしても応援させていただきたく、この場を借りて告知させて頂ければと思います。

まず、近年のリセッションの影響から業界未経験者の現地就職の難易度が厳しさを増す中、不安を募らせる方は多い事と思います。Frogも80%以上が業界経験者というここ数年のデータが出ており、なおさら肩身が狭くなりつつある昨今かと思われます。

未経験者の海外就職事例はFrogのインタビューなどを見ても非常に多い事から、その事例をベースに渡航計画を練って来た方は多いでしょう。今日はFrogメンバーが発足してくれた「のびしろ会」の告知と合わせて、少しだけ未経験からの海外挑戦者に対しての心構えを記載させて頂ければと思います。

まず10年以上カナダのTech市場を見てきたFrogとしては、正直こういった業界全体における不安な期間というのは何度もあり、結局の所は時勢によって左右される要素が大きいと肩を落とすしかないわけですが、海外就職とはいつの時代も自分の努力ではどうしようもない運の要素が7割程を占めており、必ず思い描いていた海外就職やキャリアが描けるとは限らないのは事実としてあります。

しかし、その7割の運が自分に向いてきたとき、適切な3割の努力をしていたかどうかは、100%その後のキャリアに大きく影響を及ぼします。そしてFrogを経由するということはその3割の努力が一体何なのか、過去500名の事例から目星をつける事が出来、その上で適切な努力に向いているのか方向を確かめる事が出来る環境があるという事を知って頂ければ嬉しく思います。

7割が運だからといって、3割努力をおろそかにして良い理由にはなりません。3割の努力に向き合っていたのであれば、7割の運が自分を向いていなくとも後悔は少なくて済みますが、3割の努力を疎かにしてしまうと一生後悔がついて回ります。

そして声を大にして言いたいのは、カナダを経由してキャリア挑戦をした業界未経験者の中で、キャリア全体を通して「無駄だった」「後悔した」「待遇が下がった」という人を一人も見たことはありません。日本では、海外で1年以上Techエコノミーに挑戦したという事実だけでも、何万人に一人の類まれな行動なのは間違いないのです。

ゲストを招いて質疑応答

とはいえ、その事実にあぐらをかくことを望む方は少ないと思われますので、その3割の努力を疎かにしなかったFrogメンバーの中でも現地就職を果たした未経験者は、一体どんな努力をし、どんな人を頼り、どんな行動を取ったのか、その一例を知って頂く時間に「のびしろ会」をしていければと考えています。

というわけで当日はゲストとして、2ヶ月前にカナダのローカル企業でデイケアサービスを運営するLittle Munchkinへジュニアエンジニアとして就職したYukiさんにお越し頂きます！元々はFrog SlackのJob-searchに掲載された求人となり、一般応募とは異なる流れにはなりますが、数名のメンター、経験者の方からYukiさんの努力の課程については報告を受けており、現地就職を達成するに十分な努力を積まれてきた方の一人です。

当日はFrogのセナも参加いたしますので、現時点で抱える不安や今後の行動指針などについて、解消出来る不安は出来る限り解消していきましょう。

参加方法

Frog Slack上の#events-postにて該当のイベントを探し、スレッドにて参加の意向を投稿してください